笑顔を絶やさない、いつも楽しそうに笑っているママを見ているだけで子供の心は穏やかになり安心します。反対に、ママがしかめ面をしたりイライラしたりしていると子供の心は不安でいっぱいになるのです。

そんなことにならないように、今回は子供の前でママがいつも笑顔でいられるように、不機嫌な気持ちをどう対処すれば笑顔になれるのか、よくある事例から対処策をご紹介しましょう。

1.ママ友に嫉妬をしてしまう

<事例>
家族で夏休みに海外旅行に行った、お洒落でいつも素敵、パパがイクメン、子供の成績が良いetc、自分が理想としている夫婦や家族の形、ライフスタイルを実行しているママ友はどうしても羨ましくなってしまいがちです。ただ、「いいな~」と憧れているうちは良いのですが、幸せオーラ全開のママ友の言動に何となくイラっとくるようになってしまったら、それはママ友に原因があるのではなく、あなたの嫉妬です。

<対処法>
まず、嫉妬は「幸せになりたい」欲求で、誰もが持っている当たり前の気持ちです。でも、隣の芝生は青いものです。羨ましいママ友にだって他人が知らない悩みはあるものです。もしかしたら、彼女はあなたを羨ましく思っているかもしれません。

でも、嫉妬は苦しいものです。気持ちを切り替えるために、嫉妬心を消してしまいましょう。鼻で軽く息を吸って、次は「ふうー」とゆっくりと静かに、でも息が続く限り、でも苦しくない程度に息を吐き続けるのです。これを3回程度繰り返すと、頭の中が真っ白になってしまいます。いわゆる脳が酸欠状態になりかかっているので、思考能力が途切れてしまうわけです。

さて、頭が真っ白になったところで、あなたが楽しいことを思い浮かべましょう。子供の笑顔、夫の優しい言葉、朝の出来事、何でもいいのです。他人と比べるのではなく、自分が嬉しいと思うことを探しましょう。「もっとこうして欲しい」「もっとこうなりたい」という気持ちもあるでしょうが、ママが小さな幸せを喜べる心を持っていたら、子供の心が豊かになりますので、ママの欲求はひとまずポイしてしまいましょう。

誰でも嬉しいとその気持ちが言動に現れてしまうものです。本当の幸せは他人が羨むことではなく、ストレスも悩みも無く、心が満ち足りることなのです。それはあなたの考え方次第です。