3.つい自慢話をしたくなる

<事例>
子供が頑張った末にお受験に合格して、春から有名私立の幼稚舎に。ママだってさまざまな準備に忙しく、入学後は子供が新しい環境で仲良くやっていけるか、お勉強についていけるか、心配事は絶えません。そんな嬉しい悲鳴をママ友に何気なく話していたら、いつの間にか周囲が冷たくなったような気がする。他にもGWに海外旅行に行く・・・・。春ははそんなうきうき気分をママ友に漏らしてしまいがちではありませんか。

<対処法>
嬉しいことは、他人に話してみたいものです。でも、ママ友の状況がどういうものかは、心の中の本当のところは誰にもわからないものです。一般的に、友人の幸せは喜んであげるべきだということはみんな分かっています。でも、頭ではわかっていても、心が付いていかないのが人間というものです。

今までどんなに仲が良かったとしても、あからさまに喜ぶのはお勧めできません。イラっとくることもあることを忘れないでください。自慢話は、学生時代からの友人や親兄弟姉妹、親戚等の、よく知った身近な人だけに留めておきましょう。

でも、嬉しいのに嬉しくないふりをするのも周囲を苛立たせます。だから、ママ友の間では、聞き役に徹するのがお勧めです。意見を言うのではなく、ニコニコ相手の話に同調するのがお勧めです。夫の話に及んだら「仕事のことはよくわからない」、子供の話に及んだら、肯定も否定もせず、適当に話を濁して話題を変えましょう。幸せは、家庭の中だけに留めておくのが無難です。“口は災いのもと”この言葉を忘れずに!

まとめ

「言葉は心の翻訳機能」です。心の翻訳機にかけられた自分の気持ちが、言葉として発せられ、その言葉を受け取った相手が再びその言葉を心の翻訳機にかけるのですから、翻訳者が違うと解釈が違ってくるというわけです。

だから、相手が発した言葉に苛つくのは、その言葉が自分のマイナス部分に反応しただけなのです。だから心にわけのわからないモヤモヤが心に残ったときは、まずは軽い深呼吸を10回位やって、自分が何に苛立っているのかを自分に問いかけてみましょう。

もしモヤモヤの原因が思い至らないときは、モヤモヤをちょっと置いておいて、自分の幸せ探しに移ってみましょう。嬉しいと思った小さなこと、例えば夫や子供の笑顔を思い出し、そのときの幸せ気分を思い出すだけでいいのです。子供の顔を覗き込んで、抱きしめてみるのも良いでしょう。子供の喜ぶ声や表情で心が落ち着きやすいです。

周囲との衝突はナンセンスです。他人の影響で作られた幸せに踊らされていると、本当の幸せを失ってしまうことになりかねません。それはあなたの不幸だけでは済まず、子供に将来にわたって影響を及ぼすような深い心の傷を残すことさえあるのです。

夫や子供の笑顔がママを幸せにし、ママの笑顔が家庭の幸せを維持しているのです。とくに子供の喜びはママの笑顔だということを忘れないでくださいね。

心理カウンセラー・インテリアコーディネーター・社労士・旧司法試験合格といった多彩な資格を持ち、これらの資格と経験を活かして社労士事務所を経営していましたが、夫の転勤を機に事務所を廃業しました。現在は、資格を活かしたライターのお仕事を細々とさせて頂き、心理学系・医療系を中心としたコラムを書き始めて5年目を迎えています。