最近、よく耳にするようになった夫婦間で家事を共有する「家事シェア」という言葉。

今回は、松下電工創業者・松下幸之助氏の時代から家事シェアに取り組んできたというパナソニックの家事シェア担当者の方にインタビュー。

「家事シェア」という言葉を使い始めた時期や、家事シェアと家事分担の違いについて教えていただきました。

「家事シェア」という言葉はいつから?

--パナソニックでは「家事シェア」という言葉はいつから使うようになったのでしょうか?

パナソニック担当者(以下、担当者)「弊社が『家事シェア』という言葉を使うようになったのは2017年からです。

家事の中でも特に負担に感じやすい『食器洗い』『洗濯』『掃除』の3つに対応する家電(食器洗い乾燥機、ななめドラム洗濯乾燥機、ロボット掃除機)を、我々の中では『家事シェア家電』と位置付けています。

それらを使うことで家事負担を減らして、ゆとりの時間を増やしていきましょう、というコンセプトを打ち出してきました」

家事シェアという言葉は、とても最近の言葉のようですね。

パナソニックは家電だけでなく、環境音楽家小松正史氏のアドバイスのもと、家事を応援する取り組みとして、「家事がはかどる音楽」を制作するなど、家事シェア普及に広く励んでいます。

家電が家事をシェアしてくれる

--昔は、家事シェアではなく、「家事分担」という言葉のほうがなじみがありました。家事シェアとはどんな違いがあるのでしょうか?

担当者「我々としては、『家事シェア』という新しい言葉を使うことで、みなさまにも新鮮に感じていただけるようにしたいと考えました。家事は女性がすべてひとりで抱えるものではなく、家族みんなで取り組むものである、いう新たな文化を作っていきたい、という思いもあります。

『家事分担』というと、どうしてもやらなければいけない『義務』を“分担”するように感じてしまうところがありますが、我々の『家事シェア』は、家電が家事を“シェア”してくれることによって生まれる時間を、家族団らんの時間にあててほしい、という広域的な意味も込めています」