©JRFU2015,Photo by H.Nagaoka

9月18日に開幕する「ラグビーワールドカップ2015 イングランド大会」でベスト8入りを目指す日本代表(ジャパン)が九州に上陸。5月9日(土)、福岡・レベルファイブスタジアムでの「アジアラグビーチャンピオンシップ2015(第3戦)リポビタンDジャパンシリーズ」で、韓国代表と激突する。

昨年まで行われていたアジア5ヵ国対抗を改編し、アジアのトップ3がホーム&アウェーの総当りで争う大会。日本は4月18日、敵地で韓国代表を破っているが、2019年ラグビーワールドカップ2019日本大会を見据えて、若手中心にチームづくりを進める韓国の出足鋭いディフェンスに戸惑い30失点。2日、東京・秩父宮ラグビー場で行われた香港代表戦では、ディフェンスをどう立て直してくるかが注目されていた。

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サイズとパワーのある香港を相手に、ジャパンは完璧に守り抜き、スピード勝負でも圧倒。7トライをあげ、41-0の完封勝利を飾った。試合後、エディー・ジョーンズヘッドコーチは「前回の韓国戦が20%なら、今日は21%。大きなステップではないが、ワールドカップへいいステップが踏めた」と笑顔でコメント。

スクラムでくり返したペナルティ、世界で戦うためには絶対に欠かせない五郎丸歩(ヤマハ発動機ジュビロ)のキックの不調など、まだまだ課題は残されているが、福岡ではさらなる強さを発揮してくれるだろう。チーム内の熾烈なポジション争いも激化し、ワールドカップへ向けてファンの期待はさらに高まるに違いない。