お金が貯まる人と貯まらない人の違いは何でしょうか。言うまでもなく、収入の違いは大きな違いでしょうが、必ずしも「収入が高い人=貯金が多い」とは限りません。

収入が高いわけでもないのに貯めてる人はちゃんと貯めていると、お金のプロであるFP(フィナンシャルプランナー)は言いますが、その違いは何でしょうか。

違いは「時間」と「お金」の使い方にあるようです。

今回は、貯め体質なママの特徴をFPに聞いてみました。日頃のママ達の行動を事例に、その特徴を3つお伝えします。

主婦で1000万円以上貯金がある人は少なくない

「貯金1000万円」と聞いて、「私にはできない、無理だ」と思ってしまう人は多いのかもしれませんが、そう思ってしまう人は「我慢」や「覚悟」といった文字が真っ先に浮かぶからではないでしょうか。

しかし、日頃からたくさんの人にお金の相談を受けるFPは「1000万円以上貯めている人は意外に我慢や覚悟はしていない」と言います。

もちろん全ての人が我慢や覚悟を強いられていないというワケではありませんが、1000万円貯められる多くの人は意識しなくても「貯め体質」のようです。

では、「貯め体質」なママは、日頃からどんな行動をしているのでしょうか。

1: 優先順位を重視して行動する

「今日はあれをやるはずだったのに出来なかった……」と、日々反省や後悔ばかりしている人は、1日の行動の優先順位をつけていない証拠です。

「よし、今日はこれをやるぞ!」と決めていても、ママ友からお誘いがあればそちらを優先してしまい、「よし、今日はあそこを徹底して掃除するぞ!」と決めていても、雨が降っていて気乗りしないから来週にするか……と先延ばしにしていると、やり残しがどんどん増えてしまい、おのずと生活自体が「気まぐれ生活」になってしまいます。

お金の使い方も同じで、気まぐれになってしまうと、「あれもこれも欲しいから買う」となってしまいがちです。

貯め体質なママは「やるべきこと」や「欲しいもの」の優先順位をきちんとつけ、「時間」も「お金」も無駄にしないように日々行動していることが多いのだとFPは言います。