あなたの友人の外見を酷評

彼女の友人の外見など、彼には関係ないことです。友人の性格がよくて、彼女と仲よくしてくれるならそれでいいだけの話。男として何かを期待していたのだけれど、外見が悪かったのでガッカリしたということ。それが言葉となってつい出てしまったのでしょう。

酷評や毒舌がカッコいい、厳しい自分と言う演出なのでしょう。「今まで自分も相当のことを言われてきた」など、何か理由があるのかもしれませんが想定の範囲外ですよね。ここまでものごとを酷評する人と一緒にいても不愉快なだけです。

「ダメ出しされた」と思って頑張れる女性は少ないでしょう。しかも明らかにダメ出し以上です。

ダメ出しは“愛”ではない

そもそもダメ出しとは、自分の思い通りに相手をコントロールするための洗脳の一歩。ココがダメだ、と落ち込ませて弱らせ、自分に従わせるのです。結婚なんかしたら最後、もっと遠慮がなくなりひどくなっていくだけ。
モラハラ夫への道まっしぐらです。

他人にアレコレ指図する人は傲慢な性格です。こんなデリカシーのかけらもない人は女を不幸にします。「私が悪かったんだ……」と落ち込んだり、“ハッキリ言われるのが愛なのね”と洗脳される前に、さよならしたほうが賢明だと思います。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。