東京ディズニーランドで公演中のパレード「ディズニー・クリスマス・ストーリーズ」をはじめ、パークのショーやパレードで度々耳にするクリスマスソング「We Need a Little Christmas」。
原曲が登場するミュージカル映画『メイム』のストーリーに触れながら、この歌の魅力をひも解いてみましょう。
東京ディズニーリゾートと「We Need a Little Christmas」
2015年から、毎年クリスマスシーズンに公演中のパレード「ディズニー・クリスマス・ストーリーズ」。
フロートが動いている間、メインテーマとして流れる、明るく楽しいマーチ調の音楽が「We Need a Little Christmas」です。
同楽曲は過去にも、東京ディズニーランドで公演されたキャッスルショー「クリスマス・ワンダーランド」(90年代前半)、「クリスマスタウン・ファンタジー」、「クリスマス・フォー・ユー」(いずれも00年前後)などで取り上げられているほか、
東京ディズニーシーでも「アンコール! クリスマスバージョン」(00年代前半)、「オーバー・ザ・ウェイブ クリスマスバージョン」(00年代後半)など、挙げればきりがないほどたくさんの演目で、30年近く前からパークのエンターテイメントを彩ってきました。
日本では一般的に浸透したクリスマスソングではないため、パークオリジナルの曲だとも思われがちなこのナンバーですが、原曲が初めて歌われたのは1966年。
その舞台は、ブロードウェイミュージカル『メイム』の演目の中でした。