転職活動に失敗した後の対策2つ
そこで、転職活動に失敗しても諦めないで活動を続けたいと思っているママに向け、2つの対策を教えていただきました！
1.「なぜ転職するのか？」の目的を明確にする
藤原「第一に、『なぜ転職するのか？』という目的を明確にしておくことです。
『現職が嫌だから』というような理由ではなく、
- 転職後どんなキャリアを叶えたいか？
- どんな自分になりたいか？
- どんなライフスタイルを叶えたいか？
という3つの点から目的を考えてみてください。
目的は大きなモチベーションになりますから、目的があることでちょっとやそっとではくじけない自分になることができます」
2.身近な人・キャリアメンターにサポートしてもらう
藤原「第二に、遠慮なく誰かにサポートしてもらうことです。
例えばパートナーと目的を共有し、転職成功を自分だけではなく家族の目標にしてみてください。身近な人からのサポートは心強いものです。
また、私のようなキャリアメンターと伴走することも選択肢に入れてみてください。転職を成功された私のお客様の中には、一人では諦めてしまったとおっしゃる方がとても多いのです。
諦めずに転職活動を続けたママの成功事例！
--実際、失敗しても諦めず、転職活動を続けたママの成功事例はありますか？
藤原「『私にはスキルも経験も学歴もない！』とおっしゃっていた2児のママ。転職エージェントに登録したものの紹介できる仕事はないと言われ、転職を諦めた経験がある方でした。
しかし、しっかりとスキルと経験の洗い出しを行い短期間で異業種への転職を果たしました。
また、別のママで、エージェントに登録すらできずに転職を諦めていた方は、職務経歴書を作り直すことで、以前断られたエージェントからお仕事を紹介してもらえるようになりました。
2人の子育てをしながらの転職は無理と話していたママは、パートナーとお互いのキャリアの目的を共有し、転職後の青写真をしっかり描いたことで異業種への転職を果たしました」
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メンタル面のポイントは、諦めないこと、自己否定しないこと。
そして、目的を明確にして周囲のサポートを積極的に得ることです。そうすれば、ママの転職活動はいつか必ず成功するでしょう。
まずは自分自身がなぜ転職したいのか？ を明確にしてみましょう。
【取材協力】藤原じゅんさんプロフィール
My Career Compass 代表キャリアメンター
米国大学卒業後、シンガポール・東京の金融業界でキャリアを築く。外資系投資銀行で培った管理職の経験を生かし、転職・パフォーマンスアップでワンランク上のキャリアを目指す女性のための、キャリアメンタリングを提供。
