親ならばわが子には「こういう子に育ってほしい」と誰しも願います。でも、理想通りには育ってくれないのが子どもですよね。
あるママが言っていました。「私は自分のやりたいように生きてきた。あなたの子育て以外はね…」深い言葉だと思います。
子どもは真似をする天才、どんなに願っていても、口で注意しても“子どもは親のしている通り”に育っていきます。良い例でも悪い例でも“子は親を映す鏡”です。良い手本を常に示すのはなかなか難しいとは思いますが、少しだけ意識してみてくださいね。
『「テキトー母さん」流子育てのコツ』の著者の立石美津子がお伝えします。
こんなこと、やってしまっていませんか?
こんなことってありませんか?
- 子どもに「交通ルールを守りなさい」と叱りつつ、子どもの前で「青信号が点滅していたら急いで渡って」いる。お母さん、青信号が点滅していたら「止まれ」ですよ
- 「約束を守る子どもに育てたい」と言いつつ、幼稚園、保育園の提出物の提出期日を守ったことがない。登園時刻、お迎えの時刻に遅刻するのが普通になっている
- 「お喋りしてはいけません。授業に集中して」と子どもに叱りつつ、授業参観のときには後ろでママ友と私語をしたり、LINEに目が釘付けになっていることがある
- 「出されたものは残さず食べなさい」と家では注意しているのに、レストランのサラダバーやドリンクバーが無料だからと大量にとって残す姿を見せてしまっていることがある
- 「好き嫌いしないで食べなさい」と子どもに言いながら、自分が苦手なおかずを残す姿を見せてしまっていることがある
- 「お菓子買って~、買って~」とスーパーで地べた泣きをしている我が子。「今日は夕飯のおかずを買いに来たんだから、お菓子は買わないよ」と叱りながら、ママ用の飴やチョコをついつい買ってしまうことがある
- 「食事中、席を立ってはいけません」と子どもに言いつつ、ママは何度も席を立ち、ドレッシングやマヨネーズなどの調味料を取りに行ったり、携帯をいじったりすることがある。ママ自身がご飯を食べることに集中していない
- 「子どもに公共のマナーを身に付けさせたい」と言いつつ、コンビニや遊園地のゴミ箱にオムツや家庭ゴミを捨てる姿を見せることがある
- 「子どもの思いやりの心を育てたい」「我が子には優しい子になってほしい」と言いつつ、電車に乗るなり「ほら!あそこの席、空いているからサッサと座っちゃいなさい!」と椅子取りゲームのように、急いで席を子どもに取るように命じてしまうことがある
- 「子どもの感謝する心を育てたい」と言いつつ、子どもや夫がやってくれていることに対して「ありがとう」と返すことを忘れてしまっていることがある
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