夫の周囲の人に相談する
一人であれこれと思い悩んでしまうと、誰かに相談したくなりますよね。
ですが、たとえば夫の上司であったり、昔からの友人や知人、また姑であったりなど、夫に近い人に相談するのは話が漏れてしまう危険性が高く、おすすめできません。
「夫のことをよく知っている人なら」と思って選んでしまいがちですが、口の軽い人なら「お前の奥さん、こんなこと言っていたぞ」と面白半分で告げ口することもあり、そうなると恥をかかされた夫は怒りを覚えます。
また、確たる証拠がないまま話しても、「夫の浮気を疑うなんて妻として失格」とこちらが悪く思われたり、「浮気される側にも問題があるんじゃないの?」と偏見を持たれたり、やみくもに人に話すことはこちらが傷つくリスクが高くなります。
相談する相手は、慎重に選ぶことが肝心です。
インターネットで匿名のまま話を聞いてもらえるサイトを使ってみる、弁護士の無料相談を利用してみるなど、利害関係のない第三者に状態を話すことも、冷静な判断を助ける一つの方法です。
焦ったときこそ、信頼できる相手を考える余裕を持ちましょう。
やたらとスキンシップを求める
証拠はないけど、もし不倫しているなら取り戻してやる。そんな後ろ向きな情熱で、いきなりセクシーな下着姿で夫に迫ってみたりいつもよりベタベタと触れてみたり。
突然の変化は夫からすれば戸惑う気持ちのほうが強く、理由がわからなければ「何かあったのか」と逆に勘ぐられる恐れもあります。
今までスキンシップはあまりなかったのに、いきなり変えようとしてもふたりの気持ちが揃っていなければ愛情の増加にはつながりません。
心がこもっていないのに、ただベタベタしても幸せな気持ちは湧いてきませんよね。
夫に対して不審感があるときこそ、普段と変わらない様子で接するのが正解です。
いつも通りなのに、さり気なくスキンシップを避ける素振りがあったり距離を置いた接し方をしたりするようなら、夫の心が離れている可能性があります。
逆に、普段通りのスキンシップから少し踏み込んでみても受け止めてくれるようなら、愛情は変わらずある、と思いたいですね。
不倫を疑っても態度には出さないのが賢い妻
些細な変化から、一方的に夫の浮気や不倫を決めつけるのは危険です。「誰かと浮気しているのかな」と思っても、それを悟られると夫婦の仲は悪化します。
もし何もなければ、証拠もなく疑われた夫は妻を信じられなくなり、また実際に不倫をしているとしても妻の疑いを知ればバレないようにさらに慎重になるだけです。
証拠をつかもうと躍起になると、必ずどこかで態度に出ます。そんなネガティブな気持ちを抱えている妻を見て、夫はどう思うでしょうか。
疑わしいときは、まず冷静になること。夫の様子を正しく観察し、不審感を覚える態度の裏には何があるのか、理由を考えます。
そして、夫に対する自分の態度や振る舞いに問題はないか、夫の心が離れる原因を自分で作ってはいないか、もう一度振り返ってみましょう。
夫への愛情を見つめ直すことで、生まれていた隙間を見つけることができます。
もし夫も同じであると感じるなら、浮気や不倫を疑う前にふたりの間のコミュニケーションからやり直すことが大切です。