思い出に残っているエピソード・発明・ネーター
宮田さん:どのエピソードも発明も一つ一つ語っていきたいくらい思い入れはありますね。
毎回毎回違っていて。
いろんな時代にも行ったし、いたずらを阻止されて更生施設にも入りましたし、おじいさんにもなりましたし。
多田野さん:(資料ネーターを見ながら)思い出に残るエピソードは44話。
娘のヴァネッサがそんなに悪いパパじゃないと歌うの。
(44話B「ファインディング・メアリー」の挿入歌 原題「Not So Bad A Dad」)
今聞いても自分の娘に歌ってもらいたいくらい大好き。
宮田さん:歌もこの作品の魅力なので、今も自分に残っているのはラブ・ハンドルの図書館でのリズム感の歌。
あれはなんかミュージカルを見ているようで残っていますね。
(14話「バンド再結成」の挿入歌「リズムがない」)
あと、パパが歌ったエイリアン。懐かしい。
(58話B「80年代復活コンサート」の挿入歌「カノジョはエイリアン」)
増田さん:曲とともにエピソードを覚えています。
ギチ・ギチ・グーも当初から良い歌だなと思っていましたし。
(4話B「あこがれの一発屋」の挿入歌にしてシリーズを代表する1番人気の歌「ギチ・ギチ・グーは愛してる」)
ファーブが歌っている歌って本格的なもので良い歌多いんですよ。
第2話の「裏庭ビーチ」って曲があって、レゲエラップなんですけれど、かなり良い曲です。
宮田さん:「パンツにリスがいるんだよ」(25話B「カミリアン衛星の大接近」挿入歌)や、「夏はキミのもの」(63・64話スペシャルエピソードのタイトルソング)も好き。
増田さん:曲ではないですが、「ファーブTV」(83話B)はお気に入りのエピソードではあるんですよ。
ファーブTVのびっくりするところは、最初に言い訳するんですよ「今回は変だからね」って。
一番シュールなのでぜひ見てください。
多田野さん:宮田くんは歌になってもセリフの時と変わらず上手に歌うんだよね。
あれはいつも感心するんだよ。
「セリフは歌うように、歌は語るように」と言うけれど本当にその通りすーっと歌うの。
宮田さん:歌の収録はセリフと別日に音楽スタジオでひとりひとり録るんですが、多田野さんさんは博士のまんまで入るんですよ。
それはもうあっぱれというか名人芸だなと思って。
なんか気持ちよさそうに後ろのバックダンサーと歌うんですよね。
多田野さん:ドゥーフェンシュマーツはどのキャストよりもバックコーラスのダンサーが美人なのね。
あのバックダンサー良いんだよね。
カールが歌うときのバックダンサーも良いの。
宮田さん:そういう私利私欲にまみれていたり貪欲だと失敗するんですよ。