2018年公開のディズニー(ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ/ピクサー・アニメーション・スタジオ/ルーカスフィルム/マーベル・スタジオ)作品全9作品を、日々、新作映画の公開日を人生最大の楽しみに生きているライターが、個人の好みだけでランキング。
9位『プーと大人になった僕』
「実写化」という観点で見れば、大成功なんだと思います。たぶん。
原作寄りの、ぬいぐるみプー達も可愛い。
ズオウとヒイタチのシーンは、「ここも実写化するんだ…!」と、感心しました。
大切なものは何か、という事を気づかせてくれる、普遍的なテーマを描いた本作。
仕事でプライベートがおろそかになっている人など、大切なものを忘れてしまっているかも…という人には、響きまくるはず。
せっかちでずんずん我が道を行くタイプの筆者には、プーたちのスローな世界観が、昔からちょっと合わないんです…。
オリジナルの声優陣や、リチャード・シャーマンの新曲は、最高でした。
8位『くるみ割り人形と秘密の王国』
いい意味でも悪い意味でも、ストーリーに深みがない。
意味深なシーンが多いわりに、「え、もう終わり?こんだけ?」状態でエンドロールへ…
ただこの映画、クララ役のマッケンジー・フォイが、とにかく度肝を抜くぐらい、超絶美少女なんですよ。
ストーリーが入って来なかったのは、彼女に見とれ続けてしまったせいかも(笑)。
せっかく綺麗に作り込まれていたので、それぞれ4つの国の世界観を、もうちょっとちゃんと観たかった。
衣装や音楽、バレエのシーンは素晴らしかったです。
「サラッと綺麗な女の子と素敵な映像と、美しいバレエと音楽が楽しめる、ちょうどいい塩梅のクリスマスムービー」と言った印象でした。
豪華絢爛な芸術作品を、胃もたれし過ぎず大衆的に仕上げた感じですね。
7位『シュガー・ラッシュ:オンライン』
『ズートピア』『モアナと伝説の海』と、人生ベスト映画レベルの超絶名作が続いた、ディズニー長編アニメーション。
「その待望の新作が、これ?」感は否めません。
加えて、前作『シュガー・ラッシュ』が、素晴らしすぎたというのもあります。
自身が他人に依存する性格でないからでしょうか、とにかくラルフに感情移入出来ず、冒頭からイライラしっ放し。
それほど愚直にヴァネロペを大切に思っており、だからこそ気持ちがあふれ出て、暴走(結果的に)…というのもわかるんですが、どうにも合わない。
最終的に、2人の友情の結末には満足でしたが、もう少しやり様があったのでは…と思いました。
とは言え、アラン・メンケンの新作ミュージカル、変態レベル(褒めてる)の緻密なネット世界の作り込み、話題のプリンセス大集合と、見どころは多い本作。
とりわけ、やはり「Oh My Disney」のシーンは、コマ送りで観たいほど小ネタ満載だったので、観に行けば絶対に楽しめると思います。
あと、プリンセスは本当にかわいい!!!!
彼女たちの貴重な部屋着姿が見られただけでも、制作陣に感謝の手紙を送りたいぐらいです。