7. Dangerous to Dream - Elsa, Townspeople
ミュージカル版の新曲で、エルサのソロ曲です。
戴冠式のシーンでの、エルサの心情を歌っています。
すれ違いながら育ったふたりですが、エルサはずっとアナをちゃんと見ていたんですよ… アナがそうであるように。
私はこんなに危険なのに、と歌うエルサがしんどい以外の何者でもない。
何事もなく戴冠式をやり過ごし、無事に女王になったエルサの心にあるのは、「信じられない、お父様、私やったわ! 」という安堵の喜びです。
ですが歌の終わりは、
「私はあなたの望む私になれないし、 私は私が思う私にはなれない。
でもあなたのことを理解したいの。
夢を見ることは危険なの? 」
と歌っています。
しんどい。
エルサの自己肯定感を高めるためならなんだってしたい…。
このあと作中でも屈指のかわいいシーン、 エルサとアナが顔を見合わせて「チョコレートだ〜! 」 と喜ぶシーンがあるのですが、この歌の後にエルサとアナが談笑しているシーンを見せられると涙腺がぶっ壊れます。
そのあとの展開はご存知の通りです。
もうほんとしんどい…しんどいよこのミュージカル…。
8. Love Is an Open Door - Anna, Hans
映画にもあった、アナとハンスのロマンチックなデュエットです。
アナが本当に自由すぎて、ハンスに「こんなプリンセスでいいの… ? 」と聞きたくなります。
ハンスを演じているジョン・リドルさんがあまりに善良すぎて、映画の時よりもハンスの属性が善になっています。
私はこの曲のミュージカル版のアレンジがとても好きなので、是非聞いてもらいたいです。
9. Reindeer(s) Are Better Than People - Kristoff
クリストフとスヴェンのデュエットです。
ナイスデュエット。
10. What Do You Know About Love? - Anna, Kristoff
映画にはなかった、アナとクリストフの出会ったシーンを歌ったデュエットです。
クリストフ、アナと歌えて良かったね!
この曲中、アナはクリストフに「あなたキスしたことあるの? あ、人間の女の子にって意味よ」と言い放ち、流石のクリストフもoh…と言葉を失います。
そういうところあるよね、アナね。
曲名からして「あなた(君)、愛について何を知ってるの? 」というお互いに対して煽り力の強い曲名ですからね。
実際に見ていただくとわかるのですが、吊り橋効果って本当にあったんだぁ…と感心する曲です。
11. In Summer - Olaf
ご存知、オラフのかわいらしいソロ曲です。
こちらは映画とほとんど変わらず、歌っているグレッグ・ヒルドレスさんが映画でオラフを演じているジョシュ・ ギャッドさんにそっくりで、本物のオラフにもほどがあります。
舞台の上で動く、パペットのオラフも本当にかわいいです!
12. Hans of the Southern Isles (Reprise) - Hans, Weselton, Townspeople
ハンスがアナを探しに雪山に向かう曲です。
雪山に落ちていたアナのドレスを見つけ、アレンデール国民に焚きつけられたハンスが歌います。
アレンデールって不敬罪はあるのかな、反逆罪があるならあるよね。
あの場の国民全員不敬罪で。