ご自慢のこだわりお肉をいただきます
まずはお店でナンバーワン人気を誇る「ステーキサンド911」です。お値段1800円です。
見てくださいこのボリューム! ステーキ1枚丸ごとパンの上に乗っています。ちなみに、このパンの上のチーズ、よく見るとポルシェの形にカットされています。芸が細かい。丸いのは山芋のソテー。ポルシェのエンジンに採用されている水平6気筒をイメージしているそうです。お皿の「911」のデコレーションもかっこいい。
このお肉はオーストラリア産。赤身の部分は適度な弾力がありながらも、柔らかく、お肉の旨味が口いっぱいに広がります。「肉、食べてます」という感じですね。
ステーキサンドですので、パンに挟んで食べてみましょう。かなりボリューミーです。一気に口にほうばると、パンと野菜、肉のハーモニーが楽しめます。ライ麦パンがオージー・ビーフに合います。
ちなみに、プラス2500円でお肉が和牛にグレードアップできます。その場合は「ステーキサンド911ターボ」という名前になるとのこと。
さて、もう1品。こちらはランチコースなどで提供される「島根県石見ポーク(ケンボロー種)のグリル ピマンデスペレットのソース」でございます。より安全な豚を目指して改良された島根県産のケンボロー種「石見ポーク」を厚くカットしてグリルしています。
一口食べると、その甘さにびっくり。豚ってこんなに甘かったでしたっけ? 石見ポークは肉も脂身も甘味が多く、グリルすることで余計な油分が落ちるため、よりお肉の味が際立つのだそう。
かかっている「ピマンデスペレットのソース」とは、フランスの豚の名産地、バスク地方の村、デスペレット産のピーマンを使ったソースです。普通のピーマンよりもやや辛い味ですが、唐辛子ほどではなく、豚のおいしさを引き出すソースになっています。
しかし、この石見ポークのおいしいこと。こんなに分厚いポークグリル、初めて食べました。柔らかくて甘くて、口の中でふわっと広がる肉汁がたまりません。
The Momenutm by Porscheでは、季節に合わせて定期的にメニューを変更してるそう。6月からはオーストラリア産サフォーク種の骨付き仔牛背肉のグリルや、青森産の鴨肉などもオススメなんだとか。
ランチは、先ほどいただいたステーキサンド911のほか、パンとサラダ、メインを一皿で楽しめる「ピットプレート」(2000円)や、ランチ専用のコース(4500円)などをご用意。そのほか、パスタやタルティーヌ、ハヤシライスなどもありますよ。
ディナーは魚、肉料理がメインのコース(8000円)のほか、アラカルトもあります。オリジナルのカクテルやワインも豊富に揃っているので、お酒を楽しみたい方はアラカルトがオススメです。
カクテルやデザートも充実
オリジナルカクテルは、ポルシェの車種名から「マカン」と名付けられています。赤いカクテルが「マカンS」、ミントが入った「マカン」、そしてブルーベリーをベースにしたエナジードリンクにウォッカを入れて飲む「マカンターボ」の3種類。特にマカンターボは、「チャージします!」と言って飲むサラリーマンもいるのだとか。これは効きそう。
デザートプレートには、ポルシェのフォルムをあしらったチョコレートも載っています。こちら、ここでしか食べられないもの。個別販売もされていませんので、たいへん貴重なチョコレートとなっております。
また都内では数少ない、軽井沢「MINORIYA」のアイスクリームが食べられるお店でもあります。あのジョン・レノンも愛したというこのアイスクリームは、一度食べてみたいなー。