餅つきを行った大泉洋

 映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』大ヒット記念舞台あいさつが7日、東京都内で行われ、出演者の大泉洋が出席した。

 本作は、実話を基に映画化した人間ドラマ。筋ジストロフィーを患い、車いす生活を送る個性的な性格の鹿野(大泉)を主人公に、彼と出会った医大生の田中(三浦春馬)らが、最初は翻弄されながらも、人生が変わっていく様子を、笑いあり涙ありで描く。

 新年にちなんで和服を着て登場した大泉。年末年始を家族と共に故郷・北海道でゆっくり過ごしたことを振り返り、「スキーをしたりスケートをしたり、滑ってばかりですわ。滑り知らずのこのわたくしが!」とまくしたてると、会場は爆笑の渦に包まれた。

 本作は、大泉の知人や周囲からの評判もいいという。また、安倍晋三首相も鑑賞し、印象をInstagramにアップしていたことをMCが紹介すると、大泉は「ハッシュタグに『#大泉洋大好き』って書いてあって、首相が打ってくれたんですよね? ありがたい話でございまして」と驚きの声を上げた。

 また、新年の抱負を語る場面では、客席のファンから「『水曜どうでしょう』! 」と番組へのリクエストが飛んだが、大泉は「一番やりたくない」と即答。

 続けて「北海道で再放送していたら、ドーンとニュースが入りまして。2019年に最新作が放送決定したのかと思ったら、『いよいよ編集開始』と書いてあって、なんだその情報はと。完成でもないし、いよいよばかだなと」とぼやいて笑いを誘った。

 イベントの終盤では、高速餅つきで有名な「中谷堂」のスタッフも登場し、87回の高速餅つきを披露。大泉も7回を記録し、映画のロングランヒットを祈願した。

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