2015年5月29日から6月7日まで、東京・渋谷にある東急シアターオーブで「ディズニー・オン・クラシック~春の音楽祭 2015」が開催されました。
「ディズニー・オン・クラシック」は、ディズニーの名曲をオーケストラによる演奏で楽しむコンサートです。
今回は春の音楽祭の最終公演について、公演内容やそのときの様子について、ご紹介します。
「ディズニー・オン・クラシック」とは?
「ディズニー・オン・クラシック」とは、2002年から公演が始まったプログラムです。
ディズニーのアニメーションや映画、テーマパークでは、数多くの名曲が生まれ、さまざまな人々に愛されています。
ディズニー・オン・クラシックでは、そんな名曲をオーケストラによる生演奏と、ヴォーカリストたちによる生歌で聴くことができるのです。
これまで、ディズニー・オン・クラシックは「まほうの夜の音楽会」と題して、秋から冬に全国各地を回って公演を行ってきました。
しかし、今回は「春の音楽祭」と題して、初めて春の開催、公演も東急シアターオーブでの限定公演となったのです。
私もディズニーの名曲を生演奏・生歌で聴けるということで、ディズニー・オン・クラシックには何度か足を運んでいます。
今回は初めての春開催ということで、心待ちにしていました。
驚きの豪華キャスト
今回の春の音楽祭では、新しく発足した「オーケストラ・ジャパン」が演奏を担当しました。
国内外から集められた演奏家たちで構成されており、今回の春の音楽祭がデビュー公演となりました。
ヴォーカルはマッケンジー・トーマスさん、カーリン・コンリーさん、コートニー・ストークスさん、マンディー・ディクソンさん、ジョディ・ブルースタインさん、ロブ・ハンコックさん、ジョーイ・デベネデットさん、クリス・ブレムさんの8名が担当しました。
今回のヴォーカルは、これまでディズニー・オン・クラシックに出演してきたヴォーカリストの中から、選りすぐりのメンバーが選抜されました。
アメリカ・ブロードウェイで活躍している方や、ディズニーパークのショーに出演していた方など、豪華なキャストには驚かされました。
指揮はブラッド・ケリーさん。
この方はディズニー・オン・クラシックの第1回公演から指揮を担当している、いわば生き字引のような方です。
東京ディズニーシーの「ミスティックリズム」や「ドナルドのボートビルダー」「アンコール!」(いずれも公演終了)などの楽曲も、彼の手によるものです。
ナビゲーターは女優・声優として活躍している、麻生かほ里さん。
今年(2015年)2月に東京国際フォーラムで行われた「フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート」にも出演していました。
ディズニー映画『アラジン』のジャスミン役としても、おなじみですね。