生演奏と生歌に合わせて、映画の名場面が映し出される!

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今回のコンサートは第1部と第2部の2部構成になっていました。

公演日によって「プログラムA」と「プログラムB」で内容が違っていたのです。

AとBで共通なのが『白雪姫』『シンデレラ』『パイレーツ・ オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』『リトル・マーメイド』の4つ。これらの作品で使われている楽曲が演奏されました。

プログラムAはこのほかに『アラジン』と「シークレットプログラム」、プログラムBは『アナと雪の女王』とシークレットプログラムという構成になっていました。私が見た最終公演は「プログラムB」でした。

コンサートではオーケストラによる生演奏と、ヴォーカリストによる生歌に合わせて、その映画の名場面が映し出される仕組みになっていました。

歌はすべて英語、名場面は映像ではなく静止画で、日本語歌詞ではなく、英語の歌詞を直訳したものが表示されました。

指揮のブラッド・ケリーさんも、基本的にスピーチは英語。

話している内容は雰囲気で分かるのですが、まるで海外のコンサートに来たかのような感覚になりました。

映画の中で使われている楽曲を、生演奏と生歌で聴くと、改めてディズニーの音楽の奥深さを感じることができました。

機械を通して聴くのではなく、実際の楽器や声を聴くことで、新しい発見をすることができると思います。

プログラムBの「シークレットプログラム」は、来場者アンケートでもリクエスト上位に来る『塔の上のラプンツェル』の楽曲でした。

私も大好きな映画の一つですので、ついつい曲に引き込まれてしまいました。

ちなみに、プログラムAでは映画『魔法にかけられて』の楽曲が演奏されました。

最後のアンコールは、キャストと観客が一緒になって『星に願いを』の大合唱!

ディズニー・オン・クラシックはキャストと観客が一体になって進んでいくのですが、やっぱり会場が一つになって歌う、というのはなんとも素敵でしたね。

演奏が終わった後も、観客の皆さんはスタンディング・オベーションでキャストの皆さんをたたえていました。

数々の名曲、オーケストラ、そしてヴォーカリストの皆さん。本当に素晴らしいクラシックのコンサートだったと思います。

 

映画『美女と野獣』メインテーマの公演が9月11日スタート!

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今回、初めて春に開催された「ディズニー・オン・クラシック」公演が行われた東急シアターオーブの場合、3階構成で1,900席と、それほど大規模なホールではありませんでした。

そのぶん、舞台と客席との距離が近く感じました。

さて、今度は「まほうの夜の音楽会」が今年(2015年)9月11日の東京・文京シビックホールでの公演を皮切りに、全国各地で公演されることが決まっています。

ディズニー・オン・クラシック 2015 まほうの夜の音楽会|ハーモニージャパン

ディズニー・オン・クラシック まほうの夜の音楽会2015|ディズニー|Disney.jp

今年はメインテーマを映画『美女と野獣』として開催される予定です。

公演地によってハロウィーンのヴィランズ(悪役たち)をテーマにした公演や、クリスマスをテーマにした公演も行われる予定です。

ディズニーの名曲を生演奏で楽しむことができる「ディズニー・オン・クラシック」ぜひ一度、楽しんでみてはいかがでしょうか。

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