保育園、学校の数

保育園数は、武蔵小杉駅がある中原区についてみていきましょう。

認可保育園

川崎市の公式ページの「中原区の認可保育所一覧」によると80か所、平成31年4月開所予定の認可保育所は10か所でした。

小学校・中学校

川崎市教育委員会によると、平成30年5月1日現在で、小学校は113校、中学校は52校となっています。

数として、他地域より多いのか少ないのかは分かりませんが、武蔵小杉駅周辺などの大規模マンションの開発により、転入者が増えたことを背景に、川崎市の保育ニーズが近年増大していることが2017年に報じられました。

そのため、川崎市は、保育体制に力を入れている現状があるそうです。

自然環境・遊び場

武蔵小杉は、自然にあふれているようです。

川崎市中原区の公式ページでは、家族でお出かけできる大きな公園として、等々力緑地、中原平和公園、平間公園、多摩川緑地、江川せせらぎ遊歩道が紹介されていました。やはり自然には恵まれており、子どもの遊び場としても十分といえそうですね。

大型ショッピングセンターなどの買い物環境

武蔵小杉にはまさに駅前に大型ショッピングセンターが連立しています。例えば、子どもの遊び場の充実していることで人気の「グランツリー武蔵小杉」や、駅直結で便利な「三井ショッピングパーク ららテラス 武蔵小杉」、「武蔵小杉 東急スクエア」など、子連れの買い物やおでかけにぴったりの場所となっています。

この武蔵小杉の再開発に取り組む、小杉町3丁目東地区市街地再開発組合に、子育てしやすさを再開発の目線からコメントをいただきました。

「武蔵小杉には、近年、若い世帯も移り住んできていることから、街並みも自然環境も整えられ、子育てしやすい場所に日々進化しています。

今年は新たな取り組みとして、10月20日(土)と21日(日)に『Kosugi 3rd Avenue LIVINIG(コスギサードアベニューリビング)』という武蔵小杉の町をリビングにするというストリートリビングイベントが開催されました。

「Kosugi 3rd Avenue LIVINIG」の様子

ストリートリビングとは欧米発祥のもので、『通り』に思い思いの椅子やグリーンなどを持ち寄って市民の居心地のいい空間を創るものをいいます。

「Kosugi 3rd Avenue LIVINIG」では子ども向けの野菜売りの職業体験やお絵描きワークショップ、近隣の農家さんの野菜やパン屋さんのパン、レストランの出張販売などバラエティに富んだ商品のマルシェもあり、お子様連れファミリーが集まり大変にぎわいました。

このようなイベントを定期的に開催し、地元の皆さんがより住みやすい環境づくりをしていけたらと思います」

これらのあらゆる要素から、武蔵小杉は子育てファミリーが多く、地域交流もさかんな、若い世代が多いアクティブな街といえそうです。これからも、子育てしやすい環境に少しでも近づくように、さまざまな角度から取り組まれていくと思われます。

これから、新しい街に住み移る予定のあるファミリーは、ぜひ子育てしやすい街の条件を幅広い範囲でチェックして、良い街を見つけてみてくださいね。

【取材協力】小杉町3丁目東地区市街地再開発組合