あなたは、「自分の家庭の理想は、夫が外で働き、妻は家庭を守ることだ」という考え方の持ち主でしょうか。それとも、その逆、または、男性も女性も等しく仕事・家事をすべきだと考えますか。
先日、冒頭の考え方に肯定的な意見を持つ人の割合を調査した結果が発表されました。
内閣府の「地域における女性の活躍に関する意識調査」(2015年)によると、全国平均で44.2%の人がこの考え方に、「そう思う」「ややそう思う」と回答。
女性の社会進出が進んでいる今、思ったよりも多かったというのが正直な感想。まだまだ冒頭の考えの人も多くいるのですね。
働く妻の労働時間はブラック企業並!?
我が家は、30代サラリーマンの私と30代病院勤務と妻と、一人の娘がいる共働き家族。二人ともが仕事・家事・育児をやるという“なんとなく”のルールで毎日を過ごしています。
私は、わりと家族には貢献している方だと自負しており、朝は5時半に起きて、ゴミ出しからはじまり、子どもを保育園に送り届け、洗濯や掃除も積極的に行っています。
が、妻に言わせると、家族への貢献度としては「まだまだ足りていない」とのこと。個人的にはやっているつもりなのですが、なかなか「よくやった」と言われることはありません。
仕事から帰りソファに座ってビールを飲もうとすると、「私は仕事にも行っているし家事もしている。まだ帰宅してからは自分の時間を過ごしていない!!」と怒られるもの。
ここで「自分も仕事をしている」なんて反論しようものなら、そのまま「喧嘩のゴング」がなることを過去の経験より学んでいるので言い返すことはありませんが、つい、妻を思いやる前に自分だけ休んでしまうのは良くないことですね。
妻も日中は仕事に出ており、帰ってからは家事を中心に過ごしているのです。家事も仕事と考えると実労働時間は自分以上なのかもしれません(むしろブラック企業並か)。
まずは二人で協力して家事を終わらせることが優先すべきことなのでしょう。
わかってはいるのですが、なかなかできなくて……いつも申し訳ない気持ちです。
意外とそんな男性の方が多いのではないでしょうか。
というのも、ある調査結果を見つけました。
そこでは男性の家庭への貢献度の低さがじつによくわかる内容となっていました。