ケース3・浮気相手の女の結婚式にイヤミの電報を送った上で、慰謝料請求を…
「夫は、過去に部下と不倫をしていて、相手の女のことも誰だかわかっていました。
当時は結構な騒ぎになり、相手の女が夫と結婚したいあまりに、うちに押しかけてきたこともあります。
結局、不倫関係は1年ほどで終わり、夫はその女と別れて家庭に戻ってはきたのですが、どうにもその女のことを許せずにいたところ、その女が婚活で知り合った男とスピード婚すると聞いたんです。
そこで私は、人の家庭を壊した制裁を下そうと決意。
実は、夫とは職場婚だったので、その女の結婚式情報は当時の情報から簡単に聞くことができたので、その日に式場にイヤミの電報を送付。もちろん、式で読まれないのは承知の上で、でも身内が見ればワケありってわかるような内容で送りつけました。
さらに、結婚生活が始まり落ち着いたであろう頃に、まだ当時の不倫の時効が成立する前でしたので、弁護士を入れて慰謝料を請求してやりました。
おそらくですが、相手の男性は妻が過去に不倫をしていたなんて知らなかったでしょうから、さぞかし驚いたんじゃないですかね!?
慰謝料も無事に支払われましたし、私自身、この復讐によって気持ちが整理できました」(38歳女性/専業主婦)
新婚家庭に過去の不倫の慰謝料請求が届くなんて、想像しただけでもゾッとします。
「人の家庭を壊した報いを受けずに自分だけが幸せになるなんて、許せない……」と思うのも、人情。不倫をしたことによる制裁を下されるのは、当然と言えば当然のことです。
泣き寝入りをしてしまう人も多いなか、こんなふうに行動に移して、着々と復讐を遂げる人もいるのですね……。