大井川に子どもたちと年間20日以上遊びに行くライターが、実際に宿泊して素晴らしかった、“子連れで一生に一度は泊まりたい” 宿3つを厳選紹介。
南アルプスユネスコエコパークならではの自然と触れあえたり、魅力的な人と繋がりができたり、「また来たい」「来て良かった」と心から思える、とっておきの民宿・ペンションばかりです。
1. 農家民宿&喫茶「サンゴーカントリー ともしび」
農業体験や川遊びで子どもたちの世界が広がる
私たち親の多くは「我が子を自然の中に連れ出して、いろいろな体験をさせてあげたい」と考えます。
でも現実には、親自身の引き出し以上には、なかなか行動範囲を広げられないんですよね。
最初に紹介する農家民宿「サンゴーカントリー ともしび」は、オーナーの栗原夫妻が、子どもたちの世界をグッと広げてくれます。
農業体験&ワークショップ
田植え、稲刈り、麦ふみ、茶摘み、花摘み、野菜収穫などの農業体験ができます。
取材を兼ねて遊びに行った初夏は、ちょうどお茶の最盛期。大井川流域の特産品は「茶」です。
何度も大井川に通っているうちの子どもたちは、「茶」が大好きということで、茶摘み体験をさせてもらいました。
料理上手な栗原春子さんが、茶葉の天ぷらを作ってくれました。
6歳の娘はすごく気に入り、帰宅してからも「またお茶の天ぷらが食べたい!」としばしば口にするほど。
未就学児が、茶葉の天ぷらに舌鼓を打つなんて、特別な体験ができたからこそ。自分で摘んだお茶だからでしょうね。
その他、ドライフラワーアレンジや、ケーキ作りなどのワークショップも、希望に応じてできます。
大井川ならではのアクティビティ
すぐ目の前の大井川で、川遊びはもちろんのこと、カヤック体験や、サワガニ獲りもさせてもらえます。
サワガニ獲りなんて、田舎で育った人にとっては、当たり前の遊びの一つです。
でも、都市部で暮らす子どもにとっては、素手でカニを捕まえるなんて、大冒険以外の何物でもありません。
ちょこっと指を挟まれて半べそをかき、それでも何度もチャレンジして、初めての一匹を捕まえると、満面の笑顔!
※農業体験、ワークショップ、アクティビティとも、農繁期には対応できないものもあるそうです。詳細は「ともしび」栗原夫妻にお問い合わせください