仕事をしながら分担された家事もちゃんとやっている。また、専業主婦だけど家のことは手を抜かず守っている。それでも、妻を下にみる夫のモラハラが止まない……。
「俺のほうが偉いんだ」と勘違いしている夫は、自分のしていることが妻を傷つけることすら気が付かずにモラハラを繰り返します。
妻がキレた夫の「ありえない態度」にはどんなものがあるのか、ご紹介します。
1.「お前はパートだろ」
「小学生の子どもが二人います。
子どもが学校に行きだしてからは時間ができ、専業主婦だったけど近くのスーパーでパートの職を得ることができ、それからは刺激のある楽しい毎日を送っています。
不満なのは、子どもの病気で休むときや家事の負担など、家のことを働き出す前と同じように夫が押し付けてくること。
『私も働いているんだから、家事を分担してほしい』と先日夫に言ったら、『何で? お前はパートだろ?俺は正社員なんだけど?』と真顔で返されてキレました。
正社員だから何?パート勤務は大変じゃないってこと?
確かに働く時間もお給料も違うけど、私が働くことをまったく尊重してくれない夫には、もう愛情を感じません」(38歳/販売)
自分が正社員であることが、まるで王様かのように思っているこちらの夫。勤務時間や収入に差はあっても、お互いに仕事を持つ社会人なら家事を分担するのは当たり前です。
「正社員だから」で自分の都合よく過ごしたがるこんな夫、多くないですか?
2.趣味は「遊び」
「在宅でデザイナーのような仕事をしています。私のほうがいろいろと融通がきくのでほぼすべての家事をやり、子どものお世話も私が中心の生活です。
夫は正社員ですが定時に終わる仕事で、帰宅するなりソファで横になって晩ごはんの支度も後片付けも一切手伝いません。
私には趣味があって、その集まりで週に二回ほど夜に家を空けます。出産前から続けている大切な趣味であることは夫も知っているのに、たまに文句を言われるのがストレスで。私も夜に出ていくことに引け目を感じ、精一杯家のことはやっているつもり。
それでも、この間『今夜行ってくるね』と夫に言ったら『また遊びに行くのかよ。お前はいいよな、俺なんて毎日大変なのに』と鼻で笑われ、ブチキレました。
ゴミ捨て以外の家事はほぼすべて私がやって、仕事でもある程度の収入を得ていて、それで趣味を楽しむ時間まで馬鹿にされたら、夫婦としてやっていけません。
いま離婚に向けて貯金をがんばっています」(35歳/デザイナー)
妻の趣味を平気で馬鹿にできるのは、楽しんでいる様子が気に入らないからです。
仕事も家事もせず好きなことばかりしているなら文句が出ても仕方ないですが、そうじゃないなら立派なモラハラ。
「これ、逆の立場なら自分だってキレるよね」とこの女性は話していましたが、人の気持ちがわからない夫は、いずれすべて失う未来が待っています。