走り始めて約15分、突然細い道へと入った。

人気のない道を突き当たったところに、ポツンと監視カメラが付いている。

監視カメラの先はほの暗いトンネルが。どうやらここで過去に男性サラリーマンが自殺しているそうで、多くの方が悲しげな男性の霊を目撃しているのだとか。

そんな、早く立ち去りたい場所で「歩いてみてください」とタクシーをおろされた。え?

おーい

い、行っちゃった・・・山岸と歩いてタクシーを追う。

が、この女、写真を撮っていて全然前に進まない。

淋しいトンネルに、淋しい女二人。

仕方ないから一人でダッシュしてタクシーに戻りました。「ちょっとー待ってよー」とトンネルに響く山岸の声。薄気味悪い・・・。

霊感ゼロな山崎(筆者)と山岸は特に何も感じなかったが、見る人が見るとここは相当いろいろいるそうで、だったらおろさないでほしかった!