これひとつで、いろんな「菌」をブロックします

  

長かった冬もおわり、もうすぐ春!みなさん、この冬は風邪やインフルエンザにかからず乗り越えられましたか? 私は残念ながらこの3月、しっかりかかってしまいました。A型に。流行り始めた頃から相当に気をつけて、家でも会社でもマメに手洗いうがいしてたんですが……。何しろ、家には2人も保育園っ子がいるもので、確実に外からもらってきてしまうわけです。こればっかりは、防ぎようがない。見事一家全滅しました。あとちょっとで乗り切れたかもしれないのに。惜しかった!

 

今回ご紹介の「ウイルスブロッカー」は、そんな自分が「あと1カ月早く知っておきたかった」と心底思った商品。「固形二酸化塩素」なるものの力で、なんと自分のまわりの空間からウイルスや菌を撃退してしまう、という代物なのです。「携帯式の空間殺菌剤」。おぉ、ありそうでなかった? しかも、既に猛威をふるい始めている「花粉」対策にも効くらしい。

製造元である「エンブロイ」の社長さんは、30年以上前からその効果に着目して、紆余曲折を経て製品化にこぎつけたとのこと。実はこの方の人生そのものも、製品自体に匹敵するほど興味深いのですが、テレビや新聞でもけっこう取り上げられているのでご存知の方も多いかもしれません。あまりに話題になりすぎて、「本当に効果があるのか」「人体に悪影響はないのか」といった声がインターネット上では一部あるようですが、『ウレぴあ』ではきちんとこの社長さんに取材をして、そのあたりの経緯や効能等、改めてしっかり聞いてきました! 詳しくは「苦節20年!「インフル・花粉症・消臭」に効くと噂のウィルスブロッカー開発秘話」をご覧ください。

で……本レポートでは実際の使用感と使用方法バリエーション体験をお伝えします。

実際に開封してみると、かすかにですが塩素の香り・・・。元水泳部の自分だから気付くくらいのわずかな匂いですが、まったく何も感じないよりも「除菌してる」実感がわきます。まず試しに、1週間ほど身に着けてみました。匂いは特に、通常気になるようなレベルではありません。着けているとなんだか、自分のまわりに結界でも張ってるような気分。「これに守られてるぞ」という安心感が得られるのがいいですね。「効果は1カ月程度続く」とのことなので、もうしばらく着け続けてみます。

実はありがたいことに、花粉症ではない自分。1週間経ってみてふと思ったのが、「まだまだインフルエンザも油断できないみたいだから、“感染源”に着けてみようか」ということ。というわけで、うちの5歳児と2歳児にも試してみました。

自慢げな5歳児。シルバーテイストな包装も男児心をくすぐるよう 拡大画像表示
激しく抵抗する1歳児。首にかけられるのがイヤみたいです
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やってみて気付いたのが幼児の場合、一番ハードルが高いのは「ちゃんと身に着けてくれるかどうか」ということ。5歳児は、意外とすんなり着けてくれました。「パパ、会社ではいつもこれ着けてるんだよ」と言うと、興味深々。手帳とか財布とか、油断すると身のまわりのものをすぐにとられて遊び道具にされてしまうのですが、これならいつでも着けといてくれ。身長に合わせてストラップの長さをフレキシブルに調整できるのでいいですね。一方で、1歳児。こちらはまったくもって一筋縄にはいかなくて、首に着けるのを激しく嫌がって、しまいには「プイっ」とそっぽを向かれてしまいました。 

うーむ。一番「ブロック」しておきたい最重要ポイントはココなんだけど……と思ってふと手に取ったのは、ぴあから絶賛発売中「Cinnamoroll 10th Anniversary Book」の付録、シナモンロールのぬいぐるみパスケース! このウイルスブロッカー、社員証&定期券サイズなのでちょうどぴったりなのです。これなら、自然と身に着けたり近くに持っていたりしてくれそう。案の定、しばらく肌身離さず持ち歩いてました。人ごみの多い場所に行くときは、この作戦でいこう。

これなら自然に持ち歩いてくれそう
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裏側はこんな感じ。空気穴を開けるなどちょっとした改造で効果も大丈夫かと
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小さい子供にもたせるとなると気になるのが「二酸化塩素」って体には大丈夫なの?ってことですがこちら、病院や介護施設でも使用されているということで健康面も問題なし、とのこと。しかもこの製品、東日本大震災の被災地における雇用創出事業として袋詰め工程を被災地で行っており、復興支援に役に立つ。いいところだらけじゃないですか。

インフルエンザや風邪の予防に限らず、これからの「花粉」「カビ」対策としてますます大活躍しそうなこのウイルスブロッカー。……ん?「消臭」効果も絶大ということで……。そろそろ「パパく●い!」と言われかねない、体臭が気になる年齢の自分が一番しっかり身に着けろ、ということですね。はい。一家でまとめ買いして、さらにいろいろ使ってみようと思います。
   

◆お問い合わせ エンブロイ株式会社

 おか・まさと 映画専門サイト『ぴあ映画生活』編集長。2児の父として、憧れの“イクメン”目指しウレぴあ総研では映画よりもファミリー担当の方、重点的にやっていきます(予定)。

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