パナソニックは、タテ型デザインで小型・軽量なデジタルムービーカメラ「HX-WA20」「HX-WA2」「HX-DC2」を4月25日に発売する。価格は、いずれもオープン。
さまざまなシーンでの撮影に対応するエルゴノミクスデザインのワンハンドデザインを採用。角度を変えられる可動式液晶によって、被写体の動きに合わせて最適なアングルで撮影できる。手ブレ補正機能には、上下左右と前後の手ブレ補正に加えて、歩きながらの撮影時に発生する回転軸の手ブレを補正する「アクティブ手ブレ補正(4軸)」を搭載する。
撮像素子は、裏面照射型高感度CMOSセンサ。入射光を大幅に拡大しながら光量低下を防ぎ、暗いシーンでも明るく撮影できる。光学5倍ズームレンズと、超解像技術で光学ズーム領域を超えてもHD画質で撮影できる「iAズーム」を搭載。最大15倍ズームを実現した。
「フォトショット」ボタンを押し続けると1秒間に約10枚の静止画を撮影できる連写機能を搭載。さらに、ボタンを押している間は撮影を続け、ボタンを離したときに撮影した時点の写真からさかのぼって複数枚の写真を保存する「リバース連写」機能を搭載している。
付属ソフト「HD Writer VE 2.0」は、映像にエフェクト効果やオリジナルBGMを加える簡易編集機能を備える。ウィザード形式で、ブルーレイディスク(BD)やDVDへのダビングが簡単にできる。
対応メディアは、SDXC/SDHC/SDカードで、Eye-Fiカードにも対応する。内蔵メモリは約64MB。
「HX-WA20」はIP58相当、「HX-WA2」はIPX8相当の防水に対応。雨や水しぶきはもちろん、水深3mで1時間の水中撮影ができる「水中モード」で、よりきれいな色合いに自動調整して撮影できる。また、操作音などの雑音や気泡の破裂音を低減することもできる。
「HX-WA20」は、総画素数約1640万画素のCMOSセンサと、35mmフィルム換算で28~280mm相当(60fps/30fpsでの動画撮影時)の光学5倍ズームレンズを搭載。1秒間に最大180コマの撮影に対応する「スローモーションモード」機能を備える。ハイダイナミックレンジ(HDR)機能で、逆光のシーンで白く飛んでしまったり黒く沈んだりする部分でも、きれいに撮影できる。さらに、絵画のような色調での撮影やパノラマ撮影にも対応する。
サイズは幅93.9×高さ125.6×奥行き44.1mmで、重さは235g。カラーは、マリンホワイト、サンターングレーの2色。実勢価格は4万3000円前後の見込み。
「HX-WA2」は、総画素数約1440万画素のCMOSセンサと、35mmフィルム換算で40~240mm相当(Wideモードでの動画撮影時)の光学5倍ズームレンズを搭載。サイズは幅93.9×高さ125.6×奥行き44.1mmで、重さは238g。カラーは、サンシャインオレンジ、ディープブルーの2色。実勢価格は3万8000円前後の見込み。
「HX-DC2」は、総画素数約1440万画素のCMOSセンサと、35mmフィルム換算で40~240mm相当(Wideモードでの動画撮影時)の光学5倍ズームレンズを搭載する。サイズは幅86.2×高さ120.8×奥行き38.1mmで、重さは162g。カラーは、クールホワイト、ムーンライトグレーの2色。実勢価格は3万2000円前後の見込み。