舞台「ドリームボーイズ」の初日公演前の通し稽古と囲み取材が行われ、出演者のKis-My-Ft2の玉森裕太、千賀健永、宮田俊哉らが出席した。
「ドリームボーイズ」シリーズはジャニー喜多川氏が作・構成・演出を手がけ、近藤真彦、滝沢秀明、亀梨和也によって演じ継がれてきた舞台。2015年の公演中に上演通算回数500回を突破、さらに今年は初のW主演体制になっており、中山優馬、菊池風磨、マリウス葉がWキャストとして登場する。
稽古後に取材に応じた玉森、千賀、宮田。玉森は「まもなく開幕。ここから1カ月間、ハードですががんばります」とすがすがしい表情。「出演するジャニーズJr.も去年とは変わり、初めてドリームボーイズに参加する人もいて新鮮。新たに作りあげる感じです」と語った。
3年連続の座長をつとめるが、「(出演者に向けて)気合入れをするようなタイプじゃないので…。ゆるーく。それぞれがんばろう、と」と、気負いのない様子。千賀も「キスマイの中でもゆるい3人なので(笑)。後輩にも楽しくやってもらえたら」と続けた。
玉森は昨年「玉フラ」なる新技フライングを見せたが、今年も新たな技を用意。3つのリングを駆使し、自身の筋力でフライングのバリエーションを披露する。技の名前を問われると「『たまのぼり』です!」と明かし、「3つのリングがつながったところを行き来してるときに、衣装もピンクだしこいのぼりみたいだなって」とその由来を説明。
これには宮田も「あんなことやりながらそれを思いついたのもすごい」、千賀も「すごいネーミングセンス。有吉(弘行)さんに並ぶんじゃ」と驚いていた。
通し稽古はWキャストの3人も見学に。Wキャストについて玉森は「僕はライバルというよりは、この作品がもっと盛り上がればいいと思っている」と笑顔で語った。
舞台は9月3~30日、東京・帝国劇場にて。期間中、中山、菊池、マリウスの公演は9月12~14日、18~20日。