北村一輝(右)に交際を迫ったLiLiCo

 映画『猫侍 南の島へ行く』の初日舞台あいさつが5日、東京都内で行われ、出演者の北村一輝、LiLiCo、猫のあなご(玉之丞)、渡辺武監督が出席した。

 本作は“まだら鬼”の異名を持つこわもての剣豪・斑目久太郎(北村)とツンデレ白猫の玉之丞による“動物癒やし時代劇”の劇場版第2弾。

 主演のほかに、原案・脚本にも名を連ねた北村は「皆さんこんにちは」とあいさつすると、いきなり「こんな映画でどうもすいません。やり過ぎました。緩い、緩いと言っていましたが、本当に緩過ぎてどうしようかと…」と苦笑いで謝罪した。

 渡辺監督も「3度目の舞台あいさつですが、ばかな映画ですみません。毎回謝っています」と続いて、笑いを誘った。

 一方、この日は念願のドレス姿で登壇したLiLiCoは「やっときれいな格好で北村さんに会えてうれしい」と上目遣いで語ると「そもそも、2週間(歯の)ホワイトニングをして現場に挑んだんですよ」と北村に対する熱い思いを吐露した。

 撮影を通じてさらに北村に対する思いを深めたLiLiCoは「撮影中は、あまりガッと行ったら駄目だと思って我慢していたけど、映画も終わったしもうそろそろ本当に私の事を…」と北村に猛アピール。

 さらに「今、何がはやってるか知ってる?“交際ゼロ日の結婚”とか。はやりに乗ったほうがいい時もある。そこから生まれる何かがある。私は全然OKだから」と迫った。

 「照明より全然熱いな」とタジタジの北村は、LiLiCoに「他に言葉は?」と詰め寄られると「ヘヘ。いやいやすてきですよ。あの…すてきなところが多過ぎて。サバサバしてますし…」と汗が止まらない様子だった。