1:「他の人間関係に響きそう」などなんらかの事情がある場合

「先輩も同じ女性を狙っていた」「このまま付き合うと、仕事に支障が出そうだ」など、心境の変化ではなく、なんらかの複雑な事情が絡んでいるときには、きちんと話し合いをするのがベスト。

本当は、お互いに好意を抱いているのに、なんらかの事情のせいでその気持ちにブレーキをかけなくてはならないとなると、不完全燃焼に終わった気持ちを、いつまでもズルズルと引きずる結果も招きかねません。

ふたりで知恵を出し合えば、ひょっとすると、いい感じの解決の糸口が見つかる可能性だってゼロではないですし、互いの気持ちを確認しあったうえで距離を置く結論となったとしても、“突然に距離を置かれる”よりも、女性としても納得しやすいのではないでしょうか。

2:「気持ちが冷めた」など心境の変化があった場合

「気持ちが冷めた」「幻滅した」など、男性側の心境の変化が理由で距離を置いている場合には、深追いをすると逆効果になるケースが多いと言われます。

女性から見ると「突然」のことでも、男性は熟慮した結果として距離を置いている可能性もゼロではなく、ここでしつこく追いかけてしまうと、かえって印象が悪くなる引き金にもなりかねません。

とは言っても、人間の気持ちや感情は一定ではないので、そんな風に感じてしまった男性の心情も、少し時間と距離をあけることで、再び変化が生まれる可能性も。

そこで、ほとぼりが冷めるまでは深追いをせず、女性側からも距離を置くようにするのが、この場合のベストな対処法と言えるでしょう。

「もう少しで付き合えそう」「彼もきっと、私に好意があるはず」と思っていた相手から、突然に距離を置かれるのは、つらいですよね。

でも、男性がそんな態度になったときには、必ずそこになんらかの理由が潜んでいると考えたほうが確実です。

どんな事情で距離を置かれてしまったのかを冷静に分析し、それによって態度を変えるように気をつけてみると、最悪の結果を回避しつつ、時間はかかったとしても再び距離を縮める日がくる希望も残されていそうです。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」