筆者もアラフォーになりましたが、女ひとりで40くらいまで生きても、世の中まだまだ分からないことばかり。時には人に頼りたくなる日もあります。だから、SNSなどで人にコンタクトをとる時、ちょっぴり甘えた雰囲気を発したくなるという傾向が、「自分の中にもあるなぁ」と思います。
うん、気持ちは分かる。でも、私たちの生態と、世間が持つこのくらいの年齢の女のイメージには、かなりの落差がありまして……。
周りから見たアラフォー女子とは、それなりの人生経験を積んで自分のスタイルを確立し、精神的に成熟している世代です。
このイメージのハードルは結構高くて、LINEのちょっとした言葉遣いやスタンプの選び方で、「どわっ、イメージと違いすぎ!」と幻滅されてしまう恐れがあるのです。
潮目は変わった。
このことに気づかぬふりして、キラキラしたLINEを送ろうとするアラフォー女子は、とても痛々しい存在です。いつまでも甘く可愛らしいテイストで方向づけを行おうとしても、“痛LINE”だけがどんどん増えてしまうことに!
これからは路線変更をはかり、落ち着いた大人の女としてメッセージを届けましょう。
絵文字の使用頻度が高いとイメージダウン!?
大人っぽいLINEに切り替える――。と言っても、そんなに難しく考えなくてOK。しようと思えば、この瞬間から変えられます。
今まで盛ってきた余分なモノを取り去るだけのことだからです。絵文字、顔文字などの引き算をするだけでも、十分イメージは違うものです。
「文章だけだと何だかそっけない」ことを口実に、「もうちょっと可愛い感じを出そう」という欲も出して、これまで絵文字をたくさんちりばめていた人は多いと思います。
しかし、絵文字を頻繁に使いすぎると、重たく垢抜けない印象になるというデメリットが。少々厳しい言い方をすると、「明るくて楽しそうだけど、なーんかアタマ悪そう」に見えちゃってます。
若いころは「お馬鹿キャラ」として見逃してもらえても、今後はそうは行きません。未熟ささえも魅力と映った時代の終焉、です。知性を求められるのがアラフォー女性というもの!
絵文字は特に強調したい部分にのみ登場させて、あなたのインテリジェンスを証明してください。
マニアックな顔文字はリアル友人には封印
凝りすぎた顔文字を多用する人は「ネットで相当遊んでいそう」、すなわち「ヒマでモテないヲタク」とジャッジされますよね。相手がインターネット上の知り合いなら、それでかまわないかも。
しかし、そのマニアックな顔文字がてんこもりもりのメッセージをリアルで交流のある人に送ると、どんな印象を持たれるのでしょうか。
というと、私、何度かもらったことがあるのですが、見た瞬間にザザザザーッ! と鳥肌が立つ、一種の恐怖体験をしてしまいました。申し訳ないけど、こういうものを送ってくる異性とは、恋愛なんて考えられないと思った覚えがあります。
実際に顔を知っている人ほど、2ちゃんねる風の顔文字を送ってくると、なぜか分からないけど確実に気味が悪いのです。
大人の女には、人を不快にさせない気遣いも求められるハズ! その手の顔文字はひかえることを、全力でおすすめします。
「w」でレベルドレイン
ちょっと冗談っぽい文章の語尾につける「w」は、モテ度が一気に下がってしまう危険記号。さらに「wwww」と連結で使用すると、好印象を持ってくれる人はほとんどいません。
皮肉っぽく見えることもありますよね。「女子から笑われた」と思うのが、傷つきやすい男心にはかなり耐えがたいことだとか。気になる彼には使わないほうがいいってことですね。
う~ん、ヲタクな雰囲気を出す女は、やはり不評のようですね。