語尾のハートマークを喜ぶのはダメンズだけ
無意味に入れると不気味。単なる癖でつけているとしたら、今後の使用についてはよく検討してみて!
特にアラフォー独女が使うハートマークは、「何か怨念がこめられていそうだ」と怖がられてしまうこともあるので要注意です。
また、うっかりハートマークをつけて、ダメンズからの“俺通信”に返信してしまうと、「こいつ、俺に気があるのか」とあらぬ誤解を植えつける危険も! うぬぼれ君に期待されると、あとが面倒なことになる恐れも。
若い子が使った有料スタンプのマネはNG
LINEの魅力と言えば、なんといってもスタンプですよね。
そこで一つ、「やってほしくない」ことがあります。それは、年下の友人がセレクトした有料スタンプを見て、「へえ、これ使うと可愛いんだ」と、ちゃっかり同じモノをダウンロードすることです。
20代くらいの女子が選んだラブリーすぎるスタンプが、送信者本人の容姿にちっとも似合わない、という“事故”が発生しやすくなります。やっぱり、こういうのは自分自身で選ばないとダメみたい。
それに。「お金を払ってまで若い子のまねをする、痛いアラフォー女」というレッテルを一度貼られると、はがすのはカンタンなことではないのです。
繰り返しになりますが、周囲がアラフォー女子に望むのは、ある程度人生経験を積んできた者の落ち着きがあって、自分のスタイルを確立していることです。この年代の女が人のスタイルをマネする姿ほど、幻滅することはありません。
もしも頻繁にマネしているようなら、以前はあなたに憧れの目線を送っていた同性の後輩も、そっぽを向いてしまうことでしょう。
「乗り換え世代」独特の痛み
いまアラフォーの女子と言えば、携帯メール全盛期を謳歌してきた世代です。
ガラケーからスマホへ、そしてメールからLINEへ。乗り換えには成功したものの、携帯メールの微妙な癖が残っているがゆえに、最初からスマホを購入する世代のような自然さでは扱えなかったりしますよね。
かつては流行に敏感で、時代に前のめりでさまざまなことに順応してきたのに……と、アラフォー女子の中には、微妙な焦りがあるように思います。
おそらく、自分のLINEがどことなくぎこちないことを知っている人もいるでしょう。内心「古くさくないかな?」という不安を抱え、何とかして「おばさんっぽい」と糾弾されずにすむことを願っている。そういう自信のなさから、LINEの若作りに走ってしまうような気がします。
でも、結局のところ「あの人、無理してるよね」と受け取られてしまうほうが、はるかに悲しいですよね。無理は禁物です。
失望されるほど期待が高い!?
ネガティブな要素をたくさん並べてしまいましたが、つまり、これは期待値の高さの裏返しだと見ることもできそうです。
結構遊んできた女子でも、35を過ぎた頃からはりっぱな大人の態度をとれるものと思われ、LINEをしても不用意な言葉は発しないものだろうと思われ、スタンプでも洋服でも、自分に似合うものを選べる審美眼を養っているものだろうと思われ。世のみなさまは、アラフォー女子にずいぶんいろいろ期待してくれちゃっているんですよね。
そのすべての要請に応えることは難しいかもしれません。でも、「 “可愛い”あなたはもう十分」! このサインを受け取って、女子より淑女へと進化しましょう。そうしましょう。