手軽にアツアツのラーメンを食べたい時、お湯を注ぐだけですぐ食べられる便利なカップラーメン。皆さんはどんな時にカップラーメンを食べますか? 「手軽だから」という理由で時間が無いランチや夜食などに食べる人が多いのでは無いでしょうか。
そんな、これまでの「カップラーメン“で”いい」という意識が、「カップラーメン“が”いい!」に変わる新商品『マルちゃん正麺 カップ』が10月5日より発売となりました。そう、あの袋麺なのに生麺食感で爆発的人気となった『マルちゃん正麺(袋麺)』が、遂にカップラーメンになったのです!
今回は、都内にて報道陣むけに開催された『マルちゃん正麺 カップ』の新商品発表会に参加。「うまさの秘密」に迫るとともに、いち早く商品を実食してみた模様をお届けします!
あの袋麺がついにカップで登場
2011年11月に発売された『マルちゃん正麺(袋麺)』は、発売直後から、今までにない生麺のような食感が話題となり、人気を博しました。発売直後、スーパーマーケットで品薄になったり、ネット上で「これは美味しい!」と話題になっていた事を筆者もよく覚えています。
この『マルちゃん正麺(袋麺)』の美味しさの秘訣は、一般的な即席麺の「蒸してから乾燥させる製法」と違い、蒸さずに生のまま乾燥させて製造した「生麺うまいまま製法」だから。それまでの袋麺がどこかスナックのような軽い麺の食感だったのと違い、お店で食べたり、お家で作る生麺のラーメンのような美味しさを再現しています。
では、この美味しさをカップラーメンにするにはどうすれば良いのか? 「この美味しい袋麺をカップに入れればOKじゃん!」と思ってしまいますが、そう簡単にはいかないのです。
開発に4年!麺だけじゃないこだわり
『マルちゃん正麺』のカップラーメン構想は、2012年からスタート。「マルちゃん正麺のような新しい品質価値をカップ麺でも実現したい」という強い思いのもと始まったそう。
また『マルちゃん正麺(袋麺)』のヒットにより袋麺の需要が伸びる一方、カップラーメンの生産量の成長は鈍化。そうした流れにインパクトを与えたいという狙いもあったそうです。
発表会に登壇した東洋水産 常務取締役の沖氏は「カップ麺でも今までにない価値を提供したい」とコメント。「1971年のカップ麺誕生、1976年のノンフライカップ麺誕生と、革新的な商品が発売される度にカップ麺は進化してきた。2015年は『マルちゃん正麺 カップ』の発売で、“生麺の様なカップ麺誕生”という進化の年にしたい」と話しました。