“薄幸妻”の特徴(2) 家事を分担していない
『居酒屋』は古い古いモノクロ映画だけど、現代の薄幸妻はジェルヴェーズのように職業に就くことが多いですね。
働く薄幸妻は、疲れてます。仕事はいそがしい、夫はアテにできない、子育てもしなくちゃ……。で、完全にキャパオーバー! こなせなくなった家事が山積みに。
家が荒れ果てると心の荒廃も進み、夫の横暴さはより増すことに……。
夫婦のうち片方だけが、仕事も家事も何もかも抱えすぎると、家庭の幸福度はみるみる下がってしまいます。
この環境を変えるには、家事分担しかない!
夫は自分が片づけなくてもいいと思っているから、平気で家を汚すことができるのですよ。
まだまだ、妻ばかりが一方的に家事労働を押しつけられっぱなしの家庭が多いようですが、奥さんが倒れてしまう前に、旦那さんに協力を促したいものですね。
“薄幸妻”の特徴(3) 必要な時も夫に逆らえない
映画のジェルヴェーズという女は、自分が壊れるその日まで、健気に働き懸命に生きたのだと思います。(限界に達して、ダークサイドに堕ちちゃうんですけどね……)
だけど、あまりにも成り行きに抵抗しないようにも見えたなぁ。ダメ夫たちにとって、これほど都合のいい女は他に見つからなかったでしょうね。
あるがままに受け入れすぎるせいで、妻の価値が下がっていく。ということもあるんじゃないかな……?
夫の中に潜伏している、自分の幸福度を下げるモノに対して、妻はちゃんと抵抗しなければいけませんね。
奥さん、決壊する瞬間まで踏ん張り続けるのはやめましょう。時には「あ゛ー、もうムリ!」と、ちゃんと弱音を吐いてくださいね。