皆さん、今後は同様の経験をした時、自己嫌悪に陥るのではなくて、「今、私、クソバイスされえているところだ」って認識してはいかがでしょう。もちろんあなたのことを思って真摯にアドバイスをくれる人もいますが、受け手のあなたが疑問を抱いたらそれはきっと……。
クソバイス事例
例えばどのようなクソバイスがあるのでしょう。
犬山さんが広く経験談を募集すると出るわ出るわ。様々なクソバイス経験が集まりました。
例えば、古くからの友人からのクソバイス。
初めて彼氏ができ、順調に同棲を始めて結婚が見え出すと、「仕事ばかりしていると今期逃すよ」と急にアドバイス。
このクソバイスの経験者は特に結婚願望もなく、そもそも恋愛経験もそれなりにあるわけで、まったく身の入りのないアドバイスを受けることに。
このように受け手の事情を察することなく、自身のタイミングで話してしまうこともクソバイスの一つですよね。
犬山さんは自著『言ってはいけないクソバイス』のなかで、そんな相手には
「わかるわ~。彼氏できたらそういうこと言いたくなるよね。わかるわ~」
とクソバイス返しを伝授しています。
他にも一言クソバイス返しを同書で紹介しています。
「女がエンドレスでビールって、ひくわー」には、
「ビールにエンドレスで謝れ!」
「PTAの会合に、女をアピールした服はだめよ。あなたのために言ってるんだからね」には、
「勝手に人のメスの部分を感じ取らないでほしい」
男性から「恋愛の一つや二つもしていないようじゃ今後社会に出て行く時に困るよ?ちゃんとした社会人になれないよ?人は恋をすることで人間関係を学んで……」と言われた時には、
「見える、お前が近い将来キャバクラで女に説教をしている場面が……」
いかがでしょう。マウンティングほど目立つ上から目線ではなき、巧妙なクソバイス行為。なんだかモヤモヤしていた人も、それがクソバイスだったことがわかれば納得ですね。
決して自己嫌悪になる必要はありません。むしろ言った側は大変気持ちいいのですから。少しくらいクソバイス返しをしても良いのです。
いま、胸に手を当てて考えてみたのですが、後輩にクソバイス、結構してたなぁ……。だって、その時、めっちゃ気持ち良かったもんなぁ……。皆さん、クソバイスするのも程々にしておきましょう。