ダンスブームの影響や、バレエなどの習い事でメイクをすることがあったりなど、小学生女子のおしゃれへの関心が高まっています。
子どもがメイクに興味を持ちだし、「ネイルしたい」とか「ピアスしたい」などと言い出したらどうしますか? 許しますか? それとも制限しますか?
『モンテッソ―リ教育で伸びる子を育てる!』の著者で、保育士、プリスクール経営者の平川裕貴が、女の子を持つお母さん達の意見をご紹介しながらお話しします。
女の子を持つお母さん達の意見は?
4歳のママ
・おしゃれをすることは大切だと思っているけれど、年齢相応であること。メイクやネイルは、お祭りなどの特別な時のみ
・ピアスは認めない。ピアスホールを作る費用やピアス代や後の手入れなどは、小学生には無理
・子どもの意見と対立した場合は、論理的に利点と欠点を述べ、できれば悪影響を及ぼすというデータなどを使って説得する
5歳のママ
・基本的に、幼稚園や学校には華美な装いはしない。アクセサリーやネイルやリップもダメ
・放課後や夏休みなどの長期休暇中はOK
使用については、下記のようなことを判断基準にする
・身体に悪くないか?
・装いが年相応か? +2歳くらいまで
・お友達を巻き込まないか? お友達に影響を与えすぎないか?
8歳・3歳のママ
・今は何もしなくてもかわいいよと伝えたうえで、それでも本人がやりたいというなら、メイクやネイルは夏休みなどに親子で楽しんでもいいかなと思っている
・ピアスは、海外では赤ちゃんでもやっていたりするけれど、穴を開けるのは痛いよとか、一度開けると手入れがたいへんよと言って、回避したい
10歳・4歳のママ
・化粧は薄めのリップのみ許可 「なくてもかわいい」と言って、濃い色は付けさせない
・ネイルは、夏祭りや旅行やイベントの時のみ許可
・ピアスは大学生になってから。 イヤリングはイベントの時はOK