日々忙しく、寝不足で辛いという女性も多いのではないでしょうか。「なんとかなっているから、大丈夫」と思っていても、睡眠負債が溜まっていくと、仕事でミスしたり体調を崩したりすることも……。

そこで今回は、株式会社STANDING OVATIONが運営する働くアラサー女子のためのWebマガジン『lamire〈ラミレ〉』でおこなった「睡眠に関する意識・実態調査」の結果とともに、今日から実践できる「睡眠の質を向上させる効果的な方法」をご紹介します。

睡眠負債を抱えている20~30代女子は9割以上!

24〜34歳の女子100名を対象に「今の睡眠に満足していますか?」と質問したところ、「満足している」と答えた人は全体の7.8%という結果に。

睡眠時間についても聞いたところ、平日の平均睡眠時間は「6時間」が35.9%と最も多く、休日の平均睡眠時間は全体平均で「7.9時間」ということが分かりました。

仕事もプライベートも忙しく、どうしても睡眠時間を削ってしまっているという人が多いのかもしれません。

ですが一方で「もっと睡眠時間を確保したい」、「疲れが取れない」という悩みを抱えており、睡眠負債を解消したいものの、なかなか具体的な行動にはうつせていないようです。

10年近い睡眠の浅さを解消した!睡眠改善にオススメの方法3つ

実際、筆者も睡眠時間を削りがちで「どうにかしたい」と思いつつ、行動に移せていなかった1人です。ですが、睡眠不足で体調を崩したことをキッカケに、様々なクリニックや整体に通い、睡眠改善に励んできました。

そこで分かったのが、睡眠時間を延ばすのは難しいけれど、“睡眠の質を向上すれば疲労回復度が全然違う”ということ! 実際に私が実践して、睡眠の質が変わったと感じた方法をご紹介します。

1:「入眠の儀式」を決める

寝る1〜2時間前くらいから、必ずすることをいくつか決めてルーティンを組み、どこにいても毎日実行するようにしています。この方法を教えてくれたのは、アロマ整体の先生。「寝る前に毎日同じ行動をとることで“そろそろ睡眠態勢に入るんだ!”と体が自然に睡眠態勢に入るようになるんです。寝付きの悪さが解消されて、眠りも深くなりますよ」とのこと。

筆者が実践しているのは、「ノンカフェインのルイボスティーを飲む」、「スマートフォンの電源を落とす」、「ベッドに寝転がって腹式呼吸を3回する」の3つです。順番も書いた通りに実践しています。何時に寝ることになっても、睡眠時間が削られることを不安に感じて短くしたりはしません。毎日、毎日、コツコツ実践しています。

昨年末から実践していますが、入眠の儀式をおこなわなかったときは、全然眠りに入れず、寝ても疲労感がとれていない感じが……。眠りのルーティンを面倒でも実践して、習慣化して、毎日しっかりと睡眠をとれるようにしていきたいですね。