怒られたがっている男たち

女性にリードされたい草食系男子が増えました。びしっと叱られる、というよりたしなめられたい。そんな風に考えている男性は多いでしょう。

本気で怒られたいのではなく、大人の女性にたしなめられ、諭されたいのです。ここがドMと言われる理由なのかも。

たしなめるとは軽く叱ったり注意すること、諭すは言い聞かせる。これが精神的なMに対する対応です。

彼女にガミガミ怒られず、たしなめられた。そんな場合は「彼女は優しい怒り方だな」と感じます。予想に反して優しかった場合、かなりイメージがアップするのです。

ラブラブに!ドM男との上手な付き合い方

ドM男とは、つまり何も求めず尽くす男、優良物件なのです。だからこそ、あなたが調子に乗らないように気をつけて。

適当に扱わない

平気で彼にお金を出し続けさせたり、送り迎えをさせないこと。彼を「あんた」と呼んだり、行動を「バカみたい」「好きでやってるんでしょ」とバカにしないことが大事です。

他人の前で恥をかかせない

友人の前で「ドMだもんね」と言ってバラしたり、笑いものにしてはいけません。「ほら、早く大声で聞いてきなさいよ」など男のプライドを傷つけるようなことをさせてもいけません。二人だけの秘密にすることです。

「ありがとう」を忘れずに

「尽くすのが好きなんでしょ」と感謝しないのは論外。彼もそのうちあなたの人間性を疑って去って行くでしょう。そんなことにならないためにも、「ありがとう」は必ず言ってくださいね。

ドM男は尽くしてくれますが、それにあぐらをかかないことが大前提です。怒鳴るなんてもってのほか。ラブラブでいるためには、彼を単なるドM人間として扱わないようにしましょう。
尊敬し、感謝することが大切です。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。