【TDSクリスマス】秘境の“光の祭り”「フィエスタ・デ・ラ・ルース」で輝く“3つの橋”のトリビア【写真40枚】

「美しい眺めの橋」プエンテ・ブエナ・ヴィスタ

「美しい眺めの橋」と言う意味のプエンテ・ブエナ・ヴィスタ ©Disney

そして最後の橋は、アラビアンコーストに近い、一番大きくて頑丈な橋。

こちらは「プエンテ・ブエナ・ヴィスタ（puente buena vista）」。

この橋の名前もスペイン語で、「美しい眺めの橋」と言う意味があります。

その名前が示すとおり、ここから見るアラビアンコーストの風景は非常に美しく、おススメです。

この橋は3本の橋の中でも一番頑丈に作られており、また、他の橋と比べると、この橋だけ「幅が極端に広い」というのがわかります。

人が渡るだけなら、真ん中の橋の様な幅でも十分な様に思えますが、実はこれにはちゃんと理由があるのです。

この橋の幅が広く、頑丈な造りをしている理由は、「神殿」や「レイジングスピリッツ」などの「遺跡で発掘された様々な発掘物などを運び出すため」なのです。

大きな荷物を荷車に乗せて対岸へと運ぶため、これくらいの幅と頑丈さが必要という理由があるのです。

そして対岸の船着場の周囲には発掘された品が小屋の中に並び、よく見るとクレーンがあるのもわかります。

これらの事から、ここからニューヨーク港に運ばれ、そこから国立博物館に送られた…というストーリーが見えてきます。

現実的なお話をすれば、これらの橋はもちろん私達ゲストのスムースな移動や利便性、導線などを考えた上で作られたものだと思われます。

しかしながら、こうしたエリアの物語ときちんとリンクさせ、それに関連させた風景やプロップス（小物）までしっかり作り込みをしてあるのは、さすがディズニーのこだわりですよね。

普段はなかなか気にしない、「橋」のストーリー。

今の時期だけのクリスマスデコレーションと併せて、ぜひそのこだわりも感じてみてくださいね!