3:ふたりは「他人」であることを忘れない

どんなに仲が良く、どんなに愛し合っているふたりだとしても、カップルは、もともとは他人であることを忘れるわけにはいきません。

「恋人なんだから、このくらいしてくれて、当たり前でしょ」や「付き合って長いんだから、私が思っていることは、言わないでも理解してくれて当然」などの気持ちがあると、それが態度にも出てしまい、彼から見て不愉快だと感じるキッカケにもなりやすいのです。

恋人期間が長くなると、つい、彼と自分は一心同体だと悪い意味で過信しがちではないでしょうか。

深い絆で結ばれることと、相手を自分の分身であるかのように扱うことは、似て非なるものですから、いい意味で「他人」であることを忘れないでいるほうが、言い争いは避けやすいでしょう。

むしろ、そのほうがお互いを尊重しあって、いい関係をキープできているカップルも少なくないのです。

「彼といつも喧嘩ばかり」「顔を見ると、そのうちに口論になる」などと、彼との些細なことからの喧嘩で悩み続けると「このまま付き合っていても、いいの?」と頭をよぎりますよね。

せっかくご縁があってお付き合いすることになったのですから、破局はできる限り回避したいものです。

喧嘩を深刻なものにしないためには、喧嘩しそうになったときに頭を冷やすのも重要な心がけ。

それに加えて「もう喧嘩したくない!」と思ったら、こんな3つのポイントを冷静に振り返ってみてもいいかもしれません。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」