(左から)与田祐希、高山一実、齋藤飛鳥、梅澤美波、秋元真夏

 映画『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』の完成披露試写会が25日、東京都内で行われ、乃木坂46の秋元真夏、梅澤美波、齋藤飛鳥、高山一実、与田祐希と岩下力監督が登壇した。

 本作は、前作『悲しみの忘れ方』から4年ぶりとなる、「乃木坂46」のドキュメンタリー映画第2弾。エースメンバー・西野七瀬の卒業など、同グループの近年の歩みを振り返りながら、葛藤と成長を続ける少女たちの姿を描き出す。

 前作との違いについて聞かれた齋藤は「『1』はメンバー個人にフォーカスを当てた内容でしたが、今回はグループ全体の良さが全面に出ている気がした。同じグループのドキュメンタリーでも全く違うものになるんだなと、不思議な感覚になりました」と語った。

 秋元も、この4年での変化を振り返り「メンバー間で気を使うことが減ってきた。もっと(相手に)踏み込んだり“これ言っても大丈夫かな”というラインがだんだん増えて、冗談を言い合えるようになったと思います」とにっこり。高山も「何やっても許されるという安心感がある。その子がコンプレックスと感じているところさえも、好きだな、って。もう『全部好き!』みたいな感じになりました」と、あふれるメンバー愛を口にした。

 前作公開当時、グループ加入前だった梅澤は「4年前は姉と映画館に見に行ったのですが、4年たって大好きだったグループに加入し、その一員としてスクリーンに自分が映っているなんて」と感慨深げ。与田も「当時は普通の中学生。アイドルは縁遠くて、テレビの中のキラキラした存在という感じだった。まさか自分が今ここでお話してるなんて。それこそ『いつのまにか、ここにいる』という感じです」とはにかんだ。

 映画は7月5日公開。