不定期で連載している「演劇少女」シリーズ、今回も以前から取り上げたかったアイドルさんに登場願いましょう。今回は、数々の女優さんが在籍するボックスコーポレーション所属、女優志望の少女7人組「ハコイリ♡ムスメ」(通称ハコムス)特集です!

女優志望のメンバーでありながら往年の名曲アイドルポップスをカバーするハコムスですが、演劇に特化した「DX 劇団ハコムス」シリーズをスタートさせました。

アイドル×演劇という「演劇少女」シリーズど真ん中の企画、レポートしないわけにはいきません!ではでは、いってみましょう。

ライブ会場で演劇!?「DX 劇団ハコムス」

7人の美少女が織りなすストーリー「~君の歌、僕の歌~

ではまず「DX 劇団ハコムス ~君の歌、僕の歌~」公演からお届けしましょう。このタイトル、往年の名グループCoCoの曲名から取られているんです。実はその歌詞とお芝居の内容がリンクしていたり…。さて、どんなストーリーになるのでしょうか。

舞台はいつもハコムスが定期公演を打っているAKIBAカルチャーズ劇場。セットは、ほぼソファーのみというシンプルなものです。いつもはライブに立っているこの舞台でのお芝居、興味津々といったところです(写真はストーリー終了後のライブ時のものです)。

開演前のあいさつは神岡さんから。飲食禁止のアナウンスの際に「ガムはどうですか~?」とスタッフさんに聞いてみる小芝居があったりしてカワイイです(笑)。細かい演出が心憎いですね。

「君の歌、僕の歌」のストーリーは、とある家で、美少女3姉妹が生活しているところから始まります。この3人、それぞれ性格が違うようで…。しっかりモノの長女を小松もかさん、ツンツンの次女を内山珠希さん、いつでも元気な三女を我妻桃実さんが演じます。

さらに部活を頑張る少女に鉄戸美桜さん。そしてスーツケースを持った怪しい二人の少女が神岡実希さんと菅沼もにかさん。さらには阿部かれんさん演じる中年男性を尾行する少女も登場して…。

ハコイリ♡ムスメの舞台なのだから当たり前、と言えば当たり前なのですが、この舞台は美少女しか登場しないんです!そのファンタジー具合は、懐かしの「月曜ドラマランド」を観ているような感覚。地上波テレビのメジャー感がある、とも言えるでしょうね。こんなにすぐ近くで、こんなキラキラの美少女たちの演技が見れるなんて…!