「コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた」キャッチーなサブタイトルで話題となったコミック『ニーチェ先生』が実写ドラマ化! 来年1月よりスタートします。
月刊コミックジーンで連載中の原作・松駒、漫画・ハシモトが手掛けるコンビニコメディー『ニーチェ先生』は、Twitterに投稿されたコンビニアルバイトの日常をコミカライズした作品。
「お客様は神様だろうが!」と不条理な要求を突きつけた客に 「神は死んだ」と返した“さとり世代”の大物新人・ニーチェ先生こと仁井智慧と、仁井の言動に驚きつつも観察する先輩アルバイト・松駒の日常を描きます。
ドラマは、仁井役に『弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』など多数ドラマに出演し、今冬公開の映画『ライチ☆光クラブ』でも注目される間宮祥太朗さん。
松駒役には、ミュージカル『アルジャーノンに花束を』、『DEATH NOTE the musical』など、数多くの舞台で活躍する浦井健治さんをキャスティング。
脚本、演出を務めるのは『コドモ警察』、『勇者ヨシヒコ』シリーズなどでお馴染みの福田雄一監督。
また、柴田健役に松田凌さん、塩山楓役にSKE48を卒業した松井玲奈さんも出演! さらに、佐藤二朗さん、シソンヌ・じろうさんと、個性的なキャストが揃い、どんな福田ワールドが繰り広げられるのか、期待が高まります。
今回は、松駒役の浦井健治さんにインタビュー。今回の共演を機に仲良くなったという間宮祥太朗さんとの関係や、クランクアップした『ニーチェ先生』のドラマ収録エピソードをお聞きしました。
――今回の松駒という役はセリフの多い役でしたが、演じてみた感想をお聞かせください。
浦井:情けなく、頼りない松駒という役でしたが、セリフの量はすごかったですね、膨大でした。
でも台本から、福田監督が役者一人一人に向けて愛情をもって書いてくださったのが手に取るように伝わってきたので、クランクインまでに絶対覚えて入りたいと思っていました。
1週間くらい前に台本が全部届いたんですけど、とにかく量がすごかったので、1日17時間ぐらいやって(笑)。
なんとかギリギリ覚えられました。そのかいもあって、短期間での収録だったのですが、毎日毎日「ああ、今日も楽しかったね。じゃあね~」みたいな感じで終わる楽しい現場になりました。
――松駒はどのような性格だと考えて演じられましたか?
浦井:松駒さんご本人にはビジュアル撮影の時にお会いしました。とても謙虚な方で、しっかりした考えを持った方だなという印象でした。
原作の松駒くんは人がよくて、ちょっと頼りなく、少し間が抜けたところのある人なんです(笑)。しっかりされているご本人の印象とは少し違っていますが、雰囲気は似ているのかなと感じました。
どうしても憎めないというか、人を幸せにする何かを持っている人、というイメージが松駒くんにはあります。
僕は原作の松駒くんもとても魅力的だと思うので、原作を読んでいるファンの方にも納得していただけるような松駒くんを目指しつつ、福田監督の描いた松駒くんも大切にしたいな、と考えながら演じました。
福田さんには最初に「役作りいらないよ、浦井くんそのままだから」と言われて。どういうこと!?って思ったんですけど(笑)。