スペース・カウボーイ スペースシャトル
若かりしころ、宇宙に行くことを夢見ながらその機会をチンパンジーに奪われたおじいちゃん4人組。40年後、ひょんなことからまた宇宙行きのチャンスを得て奮闘します。果たして彼らはスペースシャトルに乗れるのか!?
みんな当然いい歳なので、訓練の段階でバテバテ。体だるだるだし、素人目に見ても「これ宇宙行っちゃダメだろ…」というコンディションなんですが、そこはベテランの経験値でカバー。若手を差し置いて、シャトルを自在に操作するじじい4人組…かっこよすぎます。
スペースシャトル以外にも、飛行機やジェットコースターなど、いろんな乗り物に乗るおじいちゃんが堪能できる映画なので、"何かに乗っている老人好き"にはたまらない映画だと思います。
老人Z 介護ロボット「Z-001号機」
ご飯もお風呂も下の世話も、すべて全自動で行ってしまう介護ベッド「Z-001号機」。その被験者に選ばれたおじいちゃんのお話です。
「ベッドは乗り物じゃねーよ」と思われるでしょうか、このベッドは道路走ったりめちゃくちゃ動けるので立派な乗り物です。これで寝ながら出勤したい!
利用者の意思でほかのコンピューターをハッキングしたり、施設を脱走したりと、序盤からかなり暴走。さらにベッドのプログラムが成長して人間の手に負えなくなっていきます。
しかし暴走していても「利用者には優しい」「寝たままで行きたいところへ連れてってくれる」「物理的に強い」「身の回りの世話は完璧」と、このベッド、最高じゃないですか…?
主人公の女の子はこのベッドを「人間の温かみがない」と否定しますが、個人的にはこのくらいドライ且つ手厚い介護、いいと思いますけどね。はやく開発されないかな~Z-001。