ゼクハラまでは行かずともプレッシャーで……というケースも。
泣き落とし
Bさん(36歳)のケースは、彼女の親が見かねて「毎日のように通う男がいるのか? 大丈夫なのか? おまえ、遊ばれてるのでは?」と怒って彼女に言ったそう。「『もうこれ以上あなたのところに通えない。親が心配しているの。親を心配させたくない』と毎回泣かれ、男としての責任を取りました。
でも、いつもいつも泣いているわりには、会う回数は減らさないし平気で泊まるし……。ほんとかな? と不思議に思いました」。
結婚してから気づいたそうですが、心配して怒る両親ではなかったということです。
勝手に予約
「いつか結婚する、くらいの気持ちでした。結婚の話を具体的にしなかったら『あなたは腰が重いから』と彼女が勝手に話を進めていた」は、Cさん(34歳)のお話。
両親の顔合わせを皮切りに、その後のすべてを彼女が決めて取り仕切り、式場回り・ブライダルフェア回りがデートの定番に。また、ウェディングプランナーになったという昔のクラスメイトに、突然連絡を取ってプランニングしてもらうというアクティブさにドン引きしたことも。
「たしかに自分、めんどくさがりなんですけどね。まあ、結果的にはよかったのかなあ。でも知人をフルに使ったり勝手に式場予約するのはねぇ……言うとおりにはしてましたけど」。結婚後もやはり妻が、レジャーの行き先から子どものことなどいっさいを取り仕切っているそう。
でも、彼の腰が重いのなら、これくらいがちょうどよいと筆者は思います。