2016年ももうすぐ終わり。今年も色々なアニメがありましたが、女性的には「なんか他にもたくさん観たけど、全部『おそ松さん』にもってかれた……(笑)」という方も多いのでは無いでしょうか? そう! 2015年秋アニメである『おそ松さん』が空前絶後の人気を博し、色んな意味で話題になっている今。最初にアニメ化が発表された際、ここまでの騒ぎになるとは思っていませんでしたね。
そして、これから始まるのが2016年冬アニメ。1年のスタートを決めるのに大切なこのシーズン、何に注目すれば良いのでしょうか。
今回は、知識は無いけど愛はある系アニメ好き記者の筆者が、女子にオススメしたい2016年冬アニメを10本ピックアップしてご紹介します。
和装男子とおじさまの組み合わせがたまらない! 話題沸騰の落語アニメ
『昭和元禄落語心中(しょうわげんろくらくごしんじゅう)』1/8よりTBSほか順次放送開始
昭和の落語界を舞台にした噺家の愛おしき素顔と業を描く作品。繊細な人間描写が人気の漫画のアニメ化で、落語好きはもちろん、伝統文化好き、和装好き、そしておじさま好きにはたまらない1本。おじさま×和装=最強です。
元チンピラの主人公・与太郎を関智一、孤高の落語家・八雲を石田彰とその名を聞いただけで安定感ハンパない声優陣! 山寺宏一、林原めぐみも出演というアラサー、アラフォーにはたまらないラインナップでもあります。しかも主題歌は、林原めぐみ、楽曲制作は椎名林檎、とこちらも話題となりそう。ドラマや映画の題材になる度に、幾度と無くブームになる“落語”の世界。2016年のブーム再燃間違い無し?
『虹色デイズ』1/10よりTOKYO MXほか順次放送開始
今期の癒し枠、今期のほのぼの枠、今期の「オチなんてなくても全然OK」枠か。部活もせず、勉強もそこそこに、恋愛に興味津々な男子高校生の日常を描いた作品。元気系、モテ系、ドS、オタク系、と定番のキャラ振り分けもベタで最高。“恋愛中”と言っても、基本的に女子に片想いしてワタワタするだけ……という平和な世界!
松岡禎丞、江口拓也、島崎信長、内山昂輝という飛ぶ鳥を落とす勢いの人気声優4名の共演が既に女性アニメファンからは注目を集めているが、同世代の4人だけにアニメの世界を飛び出したリアルイベントもかなり盛り上がりそう。彼らが歌うEDテーマも爽やかで王道なキャラソンも◎。
これぞ「ノイタミナ」な大人向けサスペンスアニメ! シリアス作も充実
『僕だけがいない街』1/7よりフジテレビほか順次放送開始
『ハチクロ』『あの花』『PSYCHO-PASS サイコパス』といった大ヒット作品から、『四畳半神話体系』『ピンポン THE ANIMATION』といったカルト的人気作まで輩出してきた「ノイタミナ」新作。アニメを連ドラの様に楽しんで欲しい、というノイタミナのコンセプトにふさわしい大人のサスペンスになる事を期待。
何となく満ち足りない日々を過ごしてきた主人公・悟は、誘拐等の“悪い事”が起る直前まで巻き戻る「再上映(リバイバル)」という能力を持っている。その能力を使い、あらゆる事件や自らの過去に向き合い、衝撃の展開を迎えていきます。主人公の声を俳優の満島真之介、幼少期を土屋太鳳が演じる点にも注目。
『亜人』1/15よりTBSほか順次放送開始
『新世紀エヴァンゲリオン』から『進撃の巨人』まで、人はなぜこうもダークで残酷な作品に惹き付けられるのか。1月から満を持してスタートする『亜人』は今期ナンバーワンの“熱シリアス”(シリアスだけど、めちゃくちゃ盛り上がる作品)になるのでは無いでしょうか?
トラックに轢かれ一度は命を落としたものの、生き返る主人公の圭。彼は人ならざる存在“亜人”であった。圭は、自分を捕らえ人体実験しようとする手から逃げるが、この亜人の存在は社会、国を巻き込む騒動となっていく。既に劇場版ではその美麗なアニメーションも話題を呼んでいただけに、テレビアニメ化も期待大。