6. 神々の力でレールが曲げられてしまう前の「レイジングスピリッツ」の姿が
世界中を旅して美術品を集めてきたハイタワー三世。
ゲストはそんな彼が失踪する日の記者会見の様子を、ホテルの建物内で聞く事になりますが、 その部屋のひとつ前の部屋で、キャストの説明を聞くことになります。
この部屋には、多くの写真が飾られています。
これはハイタワーが世界中を旅した時のもの。
実はこの写真の中には、ロストリバーデルタにあるアトラクション、「レイジングスピリッツ」の前で撮影されたものもあります。
また、エレベーターに乗る前に案内される6つの部屋の中には「仮面」がある部屋(二階の右端、Cツアー)があります。
この部屋の大きな隠し扉に描かれている絵は、こちらも「レイジングスピリッツ」です。
まだ神々の力でレールが曲げられてしまう前の「レイジングスピリッツ」の姿が見られます。
ホテルロビーの絵にも、「レイジングスピリッツ」を訪れた時の様子がありますが、ここでもぜひ探してみてください。
9. ホテルの前の掲示板に日本語の新聞がある
「タワー・オブ・テラー」の前には掲示板があり、ハイタワー三世の失踪に関わる、様々な新聞記事等のスクラップが貼られています。
普通にスタンバイで並んでいると、すぐに通り過ぎてしまう様な場所なのですが、ここにもこだわりが隠れています。
掲示板の、建物に向かって左側には、ハリソン・ハイタワー三世の失踪を報じる、様々な国の言葉の新聞が貼られています。
ここにはフランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語などの新聞があるのですが、実はここに日本語の新聞もあるのです。
新聞には「ホテルハイタワーでの謎 ハリソン・ハイタワー三世 不可解な失踪」と書かれており、日付は「明治三十三年一月(1990年)」になっています。
これはハイタワーが失踪した、1899年12月31日の翌日に伝えられた新聞なのですね。
10. ファストパス発券機は「トイ・ストーリー・マニア!」と同じ会社が管理している
ここでちょっとマニアックなお話をひとつ。
「タワー・オブ・テラー」のファストパス発券機には、実は大人気のアトラクション、「トイ・ストーリー・マニア!」の発券機と「管理している会社が同じ」という細かな設定があります。
普段はまず気にしませんが、2つの発券機は両方とも横に「Empire Ticket co.(エンパイヤチケット会社)」の文字が刻まれています。
この2つのアトラクションの設定は、双方とも同じ1912年のアメリカが舞台。
こんなところにもエリアのこだわりがあるのですね。