「ビッグスポーツ賞」を受賞した羽生結弦選手
スポーツ界で優れた成績を残した個人・団体を表彰する「第50回テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式が15日、東京都内で行われ、内村航平選手をはじめとする体操男子日本代表、フィギュアスケートの羽生結弦選手、競泳の瀬戸大也選手、競歩の鈴木雄介選手が「ビッグスポーツ賞」を受賞した。
昨年、自身の世界歴代最高得点を更新し、男子史上初の大会3連覇を成し遂げた羽生選手は「本当に光栄に思います」と喜びのスピーチ。「昨年はなんとか世界記録を出すことができました。これからも記録だけでなく(人の)記憶に残るスケーターとして一生懸命頑張ります」と抱負を語り、「来シーズンも、4連覇目指して頑張りますのでよろしくお願いします」と笑顔を見せた。
また、羽生選手は宇野昌磨選手、村上大介選手、宮原知子選手、浅田真央選手と共に「テレビ朝日 スポーツ放送大賞」も受賞した。
代表して盾を受け取った羽生選手は「テレビ朝日 スポーツ放送特別賞」を受賞したプロ野球、北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手と並び、「自分ってこんなにちっちゃかったんだなと思いました」と照れ笑いを浮かべた。
共に21歳の2人は実際に会うのは今日が初めて。羽生選手が「ボールにどのようにして重みを伝えていくのですか」などと興味津々の様子で大谷選手に質問する一幕もあった。
大谷選手も、羽生選手に刺激を受けたようで「常々(自分は)羽生くん世代だと思っている。負けないように頑張りたい」と笑顔で語った。2人の様子を見守った福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長は、羽生選手に「われわれの考えられるレベルを超えている。そこでの演技、どこまでいけるのだろうか…。今後を楽しみにしております」と期待を寄せた。
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