本来、愛すべき人を愛せない、愛し方が分からない、というのは生きていくうえで、もっともあなたの心を苦しめるものではないでしょうか。
家族への不満、子育てのストレス、周囲との人間関係…、さまざまな想いの中で、愛のない心は、やがては怒りや悲しみ、焦り、執着といった感情に支配されてしまうのです。
私たちが見失っている「無償の愛」とは―――?
「人間の深いところに愛の海があります。だれもがそこから生まれ、生かされています。それに気付かず、消耗していくだけの生き方をしていることを本当に残念に思います。そうした本当の自己を否定する気持ちは、不幸を引き寄せてしまいます」とヨグマタ 相川圭子さんは話します。
相川さんは、5000年の伝統を持つヒマラヤ秘教の正統な継承者で、女性として史上初のシッダーマスター(サマディヨギ・ヒマラヤ大聖者の意)です。
1985年、伝説の大聖者ハリババジに邂逅。高度5000メートルを越えるヒマラヤの秘境にて死を超える修行を重ね、神我一如に長い間とどまる「最終段階のサマディ (究極の悟り) 」に到達し、究極の真理を悟ったという方です。
日本をはじめ欧米でも活躍中の相川さん。今回は、最新書籍『ヒマラヤ聖者の太陽になる言葉 』から、“最速で幸せになる” 愛の教えをお伝えしようと思います。
気を使うより愛をたくさんつかいなさい
生きることには競争がともない、辛いと感じる人のほうが多いでしょう。だれもかれもが何らかのストレスを抱えているのです。
「まじめな人ほど消耗していきます。それに気づかないほど忙しい人もいるでしょう。人にはいろいろな考え方、感じ方があり、それぞれ違います。そのことを受け入れられずに、イライラしたり、勘違いをしたりして、摩擦を生じることもあるのではないでしょうか」と相川さんは指摘します。
そういう時、たくさん「気」をつかうことで丸く収めようとする人もいますが、うまくいかないものですよね。
すべての人間関係のトラブルで大切なものは「愛」です。
「出会いの相手は神が送ってくださった学びの対象です。感謝しましょう。あなたの好き嫌いを超えた深い愛を放ちましょう。
あなたの感謝と愛の気持ちがまわりに伝わり、まわりからもよいエネルギーが返ってくるでしょう。雰囲気も浄化され、余計なことが気にならなくなってくるのです。心を浄めるために無償の愛をつかいます」(相川さん)。