VAIOは、フラッグシップモデルのノートPC「VAIO Z」を2月26日に、メインストリームモデルの「VAIO S13」、「VAIO S15」を2月5日に発売する。価格はいずれもオープン。
「VAIO Z」は、従来の「フリップモデル」に加えて、スタンダードなノートPC形状の「クラムシェルモデル」を追加するとともに、さらなる軽量化と長時間駆動を実現した13.3インチワイドのフラッグシップモデル。CPUには第6世代インテルCore Uを搭載し、NVMe対応のPCIe接続SSDも選べる。
キーボードには、押し始めから押し切るまでの荷重カーブを日本人好みに調整し、優れた打鍵感を実現した静寂キーボードを採用。タイピング時などの誤タッチを防ぐ機能を強化した「ノーミスタッチパッド」を備える。なお、パッドのセンサ下には、どこをクリックしても最高のクリック感が得られる、たわみがなく硬い表面の1mm厚の雲母片岩(マイカ)を敷いた。
このほか、初回購入特典として、「VAIO Z」の回路パターンの一部をドッグタグ仕様のアクセサリチャームにレイアウトした「Z ENGINE基板アクセサリー」を数量限定で付属する。
さらに、カスタマイズモデル(VAIO OWNER MADEモデル)では、天板にアルマイト処理を施した後に、さらにもう一度特色のアルマイト処理を施すことで、「VAIO」ロゴのダイヤカット部分を鮮やかに染色し、見る角度によってロゴがコーポレートカラーの「勝色(かちいろ)」に輝く「勝色ダブルアルマイト仕様」や、数量限定の「無刻印キーボードモデル」を用意する。
「フリップモデル」は、バッテリ駆動時間が約19時間で、重さは約1.17kg。税別の実勢価格は、個人向け標準仕様モデルが27万800円前後、VAIO OWNER MADEモデルが19万9800円~、法人向けカスタマイズモデルが20万4800円~の見込み。
「クラムシェルモデル」は、バッテリ駆動時間が約27時間で、重さは約1.35kg。税別の実勢価格は、個人向け標準仕様モデルが17万9800円前後、VAIO OWNER MADEモデルが15万6800円~、法人向けカスタマイズモデルが16万1800円~の見込み。
「フリップモデル」「クラムシェルモデル」ともに、予約開始日およびカスタマイズモデルの受注開始日は2月16日9時~。
「VAIO S13」は、従来機種「VAIO Pro 13 | mk2」の堅牢性や充実したインターフェイスをそのままに、より高速な第2世代High Speed SSD(PCIe Gen.3)や、16GBモデルの選択を可能にした13.3インチワイドのスタンダードノートPC。
打鍵感にこだわった静寂キーボードは、キートップにフッ素含有UV硬化塗装を施し、防汚性、耐指紋性を強化した。タッチパッドには2個のボタンを搭載する。本体には、さまざまな品質試験に基づく、断面が六角形状の「Hexa-shell」デザインを採用しており、耐衝撃性能とデザイン性を両立した。
インターフェイスは、USB3.0×3、4K対応のHDMI出力、ミニD-sub15ピン、有線LANポートなどを備える。カラーは、シルバー、ブラックの2色。
税別の実勢価格は、個人向け標準仕様モデルが14万9800円前後、VAIO OWNER MADEモデルが11万4800円~、法人向けカスタマイズモデルが11万9800円~の見込み。
「VAIO S15」は、光学ドライブを搭載した15.5インチのオールインワンノートPC。大型スピーカーとサブウーファーによって、迫力あるサウンドを楽しめる。
CPUに第6世代インテルCore Hを搭載し、HDDに加えて1TBのハイブリッドHDDや、SSDとHDDのデュアルドライブ構成、16GBメモリも選べる。インターフェイスは、USB3.0×3、4K対応HDMI出力、ミニD-sub15ピン、有線LANポートなどを備える。カラーは、ブラック、シルバー、ホワイト、ピンクの4色。
税別の実勢価格は、個人向け標準仕様モデルが16万9800円前後、VAIO OWNER MADEモデルが8万9800円~、法人向けカスタマイズモデルが9万4800円~の見込み。