舞台出演2作目の大島優子

 鈴木浩介と大島優子、鈴木おさむが、10日に東京都内で行われた、鈴木おさむ劇場「美幸-アンコンディショナルラブ-」制作発表に出席した。

 この舞台は、バラエティー番組の放送作家やドラマ、舞台の脚本を手がけている鈴木おさむが2012年に書き下ろし、書籍化もされて話題となった作品。残酷ないじめにあい絶望から逃れるために心が歪んでしまった少女・美幸が大人になり、すべてを投げ出してでも全うしようとした無償の愛を描く。

 この作品が舞台出演2作目となる大島は、「(舞台は)ずっとやってみたいと思っていたんですけど、舞台に立つ恐怖の方が大きかったんです。でも、秋元康さんに『ムリをしろ、負荷をかけないと成長しない』と教えられたことがあったので、妥協をしていると成長できないと思って」と出演に至った心境を語った。

 劇中では、大島演じる美幸がつけている、気になった言葉や造語を記した「文字日記」を、大島が声に出して読むシーンも登場する。鈴木(お)は、「その文字が非常に痛く激しく、ファンに怒られるんじゃないかという言葉が出てきますし、言いたくないということがたくさん出てくるんじゃないかとドキドキしています」と苦笑いで話した。

 それを受けて記者から、その言葉の一部を言って欲しいという要望があがったが、これには鈴木おさむが「ダメです」と拒否。鈴木(お)は「コンビニの一番端の棚にある冊子を見たら出ている(言葉)。なかなかびっくりする言葉」と説明し、大島も「本当に衝撃の言葉なんです。人生で一度も口に出したことない言葉が出てくるんですよ」と興奮気味に語った。

 さらに記者から「大島からNGを出した言葉はあるか」と聞かれると、大島は「言ってみたい。人生で一度しか言わないだろうから、言ってみたいです」と楽しそうに笑顔を見せていた。

 鈴木おさむ劇場「美幸-アンコンディショナルラブ-」は5月12日(木)~24日(火)に東京・本多劇場、5月27日(金)~30日(月)に大阪・サンケイホールブリーゼで上演。