漫画家・士郎正宗による人気作『攻殻機動隊』シリーズに登場する思考戦車「タチコマ」を再現するロボット開発プロジェクト「タチコマ リアライズプロジェクト」が、2016年2月11日に渋谷・ヒカリエで開催された「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT the AWARD」で発表されました。
まずは、アニメ『PSYCHO-PASS』に登場する架空の武器「ドミネーター」を発表したばかりの株式会社Cerevoが、フィギュアではなく“動く”ロボットの「タチコマ」の開発計画を発表。大きさは1/10スケールとなる予定で、スマートフォンやインターネットと連携する機能を搭載するほか、自立歩行、車輪走行といった特徴的な機能も実現する方向で開発が進められているそう。
具体的なスケジュールは発表されていませんが、製品としての販売が予定されており、時期は2017年冬が予定されています。
次に、karakuri products x Amauchi-Industry(海内工業)から、1/2スケールで「タチコマ」を再現するロボット開発計画が発表されています。
どちらのプロジェクトも「開発に着手した」という、まさに始まったばかりの状態。どのような姿で完成するのか、そして「タチコマ」をタチコマたらしめている“愛嬌”のあるキャラクター性は再現できるのかなど、「攻殻機動隊」ファンには気になることが山のようにあるはず。
現時点で公開されている情報は非常に少ないため、完成時の姿を想像するのは難しいですが、それぞれのプロジェクトの進捗は各メーカーのHPや特設サイトなどで公開されるそうなので、気になる人は定期的に情報をチェックしたほうが良さそうですね。